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山伏、悪魔と語る不可思議の行為

2018年10月07日 14:57

279 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/10/07(日) 14:38:32.53 ID:G7rq19Uf
山伏、悪魔と語る不可思議の行為

日本人は巫術及魔術を好めり。此術に長ぜりと解する主なるものを山伏(Jamambuxen)と云へり。
「円き谷の士」といふ意味にして、彼等は悪魔と親密なることを信ぜり。

此等の魔術家は熱心及敬虔の好評を買はんがに二日、時には三日三夜目を閉づることなく、食事をも取らず。
彼等は此間に不可思議の行をなすが如し。即ち彼等の魔術を用ひて巧に死人を墓より取去る。
而して如何にして之を為すや、又何時之を運びたるかは何人も知らず。
尚彼等は多数協同して死人を起たしむることありと云ふ。
即ち彼等の前に強直になって横臥せる死人に対して呪文を唱ふるに、死人は蘇生して起上ること是れなり。

彼等は三月間の鍛錬、断食、不眠によって自己の修養を完うすれば、彼等は最も親しき知友を招きて
此目的の爲に作れる船に乗り、一同歓喜して身を海中に投ず。

日本人の死を怖れざる所以

凡ての恐怖及死の苦痛を軽んずる風を勧むること、彼等の宗教の如きはなし。若し斯くの如き恐怖に
畏縮する者あれば、之を卑劣漢として共に語るに足らずとす。蓋し彼等の信ずる所にては死は幸福に達する
確なる道なり。此説は古くより日本に受入れられ居たるが、他の地にも多く、殊にゴール、英國、獨逸等に於て
然りとす。

死を怖れざる人々の霊魂は公共の善の為、又は神の為に自己を捧ぐるものにして、死すれば直に楽園に移さると信ぜしなり。

(モンタヌス日本誌)

山伏のこととか日本人の宗教感のこととか


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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    細川政元「山伏と聞いて」

  2. 人間七七四年 | URL | -

    「円き谷の士」とか死体取りとかは何を根拠にしたかよくわからないけど、船に乗って身を投げるのは補陀落渡海っぽいな。
    最後のところは念仏系というか浄土真宗っぽいけど、ゴール、英国、獨逸を引き合いに出してるのは、プロテスタントの信仰がそれに近いっていう感覚なのか、それともキリスト教以前の信仰だろうか?

  3. 人間七七四年 | URL | -

    ※2
    自分たちをローマ人(文明人)に、日本人をケルト人・サクソン人・ゲルマン人(蛮族)に擬えているようにも感じる。

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