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山県さんによると、鉄砲は

2018年11月05日 16:44

471 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/11/05(月) 09:10:20.96 ID:oem912mZ
武田家臣の山県(昌景)の言葉に

「武芸の四門とは、弓、鉄砲、兵法、馬の事である。大身小身によらず、この四つを習い
自余の事を稽古すれば、物を読み、物をよく書き習い、その後乱舞など習うのも尤もである。

而してこの四つの内、先馬、ニ兵法、三弓、四鉄砲とする。
馬は代わりを立てて人を頼むことは出来ない。
剣術、斬り合いも代わりの立てられぬ技である。

弓は古来より武士の家に備わっているもので、系図侍(代々の由緒ある武士)の如く、
出仕の侍(新規召し抱えの武士)は鉄砲である。

ただし鉄砲は、甚だしくわざありと雖も、魔がその焔を恐れおののくことは少ない。
弓は鉄砲に比べて激しくはないが、狐に憑かれた者、一切の不審ある事に、鳴弦などという事があり、
武士の奥意は弓の腕前が噂になることだ。」

と云ったという。

(士談)

山県さんによると、鉄砲は弓に比べて退魔などのマジックアイテムとしていまいち。



472 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/11/05(月) 10:26:43.04 ID:qKLJ14SM
畿内と違って運用方法を見出せなかった山侍の性

473 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/11/05(月) 12:39:05.35 ID:g89IJWyC
性といえば宣教師驚愕の運用をしていた熊さん

474 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/11/05(月) 15:09:59.19 ID:o4eMMqdY
くまモンさいつよ

475 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/11/05(月) 15:13:18.61 ID:tFQzX33S
乱舞を習うのか…

476 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/11/05(月) 15:54:44.04 ID:ozHexokv
>>471
面白い視点だ

477 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/11/05(月) 17:32:54.51 ID:24fLrZPo
単純に弾と火薬が手に入らなくて滅多なことじゃ使えないってだけだろ

478 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/11/05(月) 17:59:08.81 ID:5qavs+R5
米倉さんと比べて古い頭よのぉ

480 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/11/05(月) 19:44:18.41 ID:pvjqcEwo
島津流弓霊術「つるがね」
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    475 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/11/05(月) 15:13:18.61 ID:tFQzX33S
    乱舞を習うのか…


    踊りのことであって、某極○流奥義とか超必殺技じゃないよ

  2. 人間七七四年 | URL | -

    まあ鉛だの鉄だの卑金属では魔力も霊力も宿せないからな

  3. 人間七七四年 | URL | -

    ※2
    関八州古戦録に金の弾丸の話が出てくるらしいぞ
    ソースはwikiだが

    >「勇猛な大将は金の弾丸で撃ち抜けば、後で禍はない」という俗信が『関東古戦録』巻三の記述に見られ、
    >上杉景虎に対し、黄金の弾を3回撃ったが、命中しなかったと記される。

    だってさ

  4. 人間七七四年 | URL | x0g92yAY

    たしか徳川ミュージアムの展示で、徳川頼房が家康から拝領した鉄砲が5丁だか10丁だかあって、水戸家の守り鉄砲だったみたいな説明があったんだよな。この「守り」って言葉が物理的な守備の意味じゃなくて、もっと霊的なレベルでの守護(権現様の御加護とか)のようなニュアンスに取れたので、鉄砲でも神聖さを纏うことはできたのかな、と思った次第。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    火縄は精度も命中率もあかん

  6. 人間七七四年 | URL | -

    弓は鳴らせば鵺も落とせる神秘の武器だからね
    なお急激に減少する戦場での使用率

  7. 人間七七四年 | URL | -

    自余の事?

  8. 人間七七四年 | URL | -

    スキーはダメだね、雪降ってないと
    だからサーファーで、みたいなw

  9. 人間七七四年 | URL | -

    槍刀は兵法の内なのね

  10. 人間七七四年 | URL | -

    ※3
    ちなみにこの金の弾丸、一説によると金ではなく真鍮でなかったかともいわれている(金だとさすがに火縄銃から弾丸として射出するには柔らかすぎて無理があるらしい)
    その場合メタルジャケット弾がすでに戦国時代にあったことに

  11. 人間七七四年 | URL | -

    まあ侍としては弓の方が鉄砲より重要ってだけだからな。
    鉄砲は当時まだまだ信用性が弓より無い(強弓であれば弓の方が有効射程が長いことすらあった)。
    逆に、関東の武将のくせに鉄砲を侍の教養の一つとして挙げてるだけでも十分すごいことだけどな。

  12. 人間七七四年 | URL | -

    弓の弦を引く音(鳴弦)が邪気を払うとされていたのだから、鉄砲も長く使われていたら空砲の音で同じ効果を得られるものと考えられるようになっていたりして。

  13. 人間七七四年 | URL | -

    ※12
    火縄銃の演武を見に行った事があるが、銃声が大音量で、根性の座った鬼でもなければ逃げ出しそうだと思う

  14. 人間七七四年 | URL | -

    ※10
    当時から鉄砲には鉛玉、鉄玉、鉛青銅玉が有った様ですね。利点、欠点は、
    鉛玉:鉛は融点が低い(327℃)ので製造が容易。材料の鉛が調達し難い。
    鉄玉:変形し難い。訓練時に何度も同じ玉を使用出来る。鉛より軽いので命中率、飛距離が悪い。何度も使用すると鉄砲の痛みが激しくなる。
    鉛青銅玉:腐食し難いので玉の長期保管が容易。製造に高度な技術が必要なので、専門の職人が必要。
    小田原の時の最初の戦いの舞台で有る山中城の発掘調査だと一番多かったのは鉛青銅玉だったそうです。

  15. 人間七七四年 | URL | -

    慶次「わしにはこのふたつの金の弾丸…」
    利家「やめい」

  16. 人間七七四年 | URL | -

    ※15
    利常「前田のきんのたまおじさんといえばこの儂!」

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