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最上義光、山形城作庭の悪い話

2019年03月24日 17:33

812 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/03/24(日) 15:54:12.02 ID:sv4h2wg8
最上義光、山形城作庭の悪い話

昔正月に新庄藩の殿様が曲川に鷹狩に行ったところ、突如大吹雪となり、先達の案内で杉の大木の下で風雪を凌いでいた
連れの人数は15人程で、木陰で一行が二列に並んだが、木の枝張りが良いため少しも風があ当たらなかった
暫くすると大吹雪もやんだので、その木の下から出て来て10間ほど歩き、振り返って大木を見ると葉が茂り幹も見えない
巨木であった
新庄の殿様は大変に不思議がり「これはどうした木だ」と先達の村人に尋ねた
村人は「この杉の木はお目にかける事はもちろん、話にも出してはならない木だったのです。ただ、今は大吹雪で
凍死寸前だったので、やむなくこの木の下にご案内しました
この木は曲川の大杉と言って、昔は2本あったのですが、1本は最上義光公がこの大杉の噂をお聞きになり、
是非に山形のお城の庭に欲しいと仰せられ、大勢の人夫を駆り出して掘り起こし、数月掛けて山形まで運んだところ、
土が馴染まず枯れてしまいました
それからというもの、この大杉の西沢目の村には悪い事ばかり起こるようになり、現在でも貧乏なのです
今はお殿様がほど近い新庄におられますので、もしこの木がお目にとまりご用材になってしまえば、西沢目の村は
なおいっそう貧困になってしまいます故、
この木の話は申し上げませんでした。なにとぞこの木のお話はなさいませぬよう」と答えた
吹雪もおさまり、お殿様は新庄にそのまま帰ったが、帰り際にまた大杉を振り返ってみると、不思議なことに大杉は
普通の杉と同じように見えたという
その後この大杉は神木として現在まで大切に守られてきた

「新庄古老聞書」
関連:小杉の大杉、トトロ杉



813 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/03/24(日) 17:42:06.15 ID:73iKfOuo
>>812
日本昔話でありそうw
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    わざわざ杉を庭に植えるやつがいるんか ハックショイ!

  2. 人間七七四年 | URL | -

    実際のところは山形藩改易後は新庄藩含め小藩に分裂し山形藩も流刑地扱いで領主がコロコロ変わったのが原因ぽいがどうだろうなあ

  3. 人間七七四年 | URL | -

    某虎「銀杏こそ至高!!」

  4. 人間七七四年 | URL | -

    ※2
    領主コロコロと言えば姫路藩もそうだけど、引っ越しコロコロさせられる譜代大名も大変だったみたいね…

    今度映画でやる引っ越し大名三千里がその辺描いててなかなか面白い

  5. 人間七七四年 | URL | -

    江戸時代どころか数十年前まで当然のことだったわけだが、PC無い時代の引継ぎとか地獄だっただろうな…

  6. 人間七七四年 | URL | -

    利長「名前を言ってはいけないあの…?」
    光安「殿がダダをこねて木にしがみつき、それを満延が殿ごと引っこ抜いたという伝説の…」
    義光「ちょ、人聞きの悪いw」
    満延「…(それは桜、あれは杉)」

  7. 人間七七四年 | URL | -

    ※4
    その小説映画のモデル(話の主人公はその家臣だけど)の松平直矩は本当に大変だよな。

    父親が越前大野の時代に生まれる。

    父親は山形を経て姫路に転封されるも、姫路行く前に亡くなる。

    直矩家継ぐも年少で姫路の要地は荷が重い理由で越後村上に転封。

    姫路に戻るも宗家越前松平家の御家騒動調停出来なかった不手際咎められて、豊後日田に左遷(小説映画はこの時の話)

    山形を経て陸奥白河に転封され、名誉回復するも引っ越し費用で借財はエラい事に。

    これは大変ですわ。

  8. 人間七七四年 | URL | -

    新庄藩なら最上氏じゃなくて戸沢氏の誰かって事か

  9. 人間七七四年 | URL | -

    大藩の下ではある程度インフラが整えられても、小さな藩にインフラ整備を求めるのは厳しいからな

  10. 人間七七四年 | URL | gnl9WTs6

    「となりのトトロ」に登場するトトロにそっくりな事で有名なあの杉の木か?

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