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週間ブログ拍手ランキング【05/09~/15】

2019年05月15日 14:22

05/09~/15のブログ拍手ランキングです!


日本をすべて取ろうと思ってようやく中国を 9

虎生まれて三日にして牛を食うの機あり 9

關八州に鉄炮はしまる事 7
主君と、兄弟と、息子の舅の仇から感状をもらった 7

信玄公御時代諸大将之事 6
片手綱を達者に覚えてこそ 5

そこで法体となり“実 休”と呼ばれ 4
大森伝七郎、切死の事 4
若王はこれを聞くと急いで王妃のもとに 4

耳川の敗戦後の、豊後国内 3
フランシスコ・カリヤン書簡より、耳川の戦い 3
智者は闇主の為に謀らず 3


今週の1位はこちら!日本をすべて取ろうと思ってようやく中国をです!
毛利元就年少時の逸話として、非常に有名なものの一つですね。これが『甲陽軍鑑』に収録されているということは、軍鑑が
成立したと考えられる、少なくとも江戸初期には、早い段階だと高坂弾正が口述させた時点で、既にこのような話が世間で
言われていた、という事になります。事実かどうかはともかく、当時毛利元就が既に歴史的英雄として認識されており、幼少期からの
「英雄譚」が形成されており、それは安芸から遠い甲斐にまで伝わっていた、と考えることが出来ると思います。
史料的に、このような「元就伝説」伝播の過程が調べられると面白いのに、なんて思います。

今週は同票でもう一つ!虎生まれて三日にして牛を食うの機ありです!
こちらも「甲陽軍鑑」より、今度は徳川家康の幼少譚ですね。家康という人は武田家にとって、実は上杉謙信以上の宿敵と呼べる
人物でした。三方原に至る信玄の西進も、「家康への多年の鬱憤」を理由として挙げていたほどです。
ただ甲陽軍鑑の面白いところは、上杉謙信にしてもそうですが、真正面で自分たちと戦い続けた武将を割と讃えている所です。
「このくらい立派な武将なのだから我等が苦戦したのも仕方がない」という所でしょうか。一方長篠で大敗した織田信長や、
同盟の復活まで行った北条氏政などへの評価は厳しいですね。甲陽軍鑑における人物評価について調べてみるのも
面白そうです。

今週管理人が気になったいつわはこちら!關八州に鉄炮はしまる事です!
日本ではいわゆる「種子島」鉄砲が後年あまりに一般化したため、鉄砲と言えば種子島式、と認識されるに至ったのですが、
実は種子島銃以前にも、「鉄砲」と呼ばれる火薬を用いた兵器は日本に入っており、かつ使用されていたのではないか、なんて
言われています。応仁の乱でも、投石機で火薬を詰めたものを使用していた記録があります。伊勢盛時の三河侵攻の折の
「鉄砲」も、そういった「プレ種子島期」の火器だった可能性は充分あるのでしょう。その場合は後年の鉄砲とは、相当
運用の仕方が異なったとは思われますが、それもふくめて、日本の「鉄砲」の歴史と見たいですね。
そしてこの逸話では小田原の役における長大な火線に言及されており、武器としての鉄砲が広まった「成果」が、実に可視的に
描かれていると思います。鉄砲の始まりから、当時的な結実まで描いた、非常に興味深い内容だと思います。


今週もたくさんの拍手を、各逸話にいただきました。いつもありがとうございます!
また気に成った逸話がありましたら、そこの拍手ボタンを押してくださいね!
(/・ω・)/
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