157 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2019/08/25(日) 02:56:28.01 ID:OP61Z2p/
一、掃部頭直孝公(井伊直孝)御逝去の折、御形見として知行3万石や金7万両を御領地の庄屋
までも拝領したという。
一、直孝公の御息女様(長女の亀姫)を大猷院様(徳川家光)に召し出されるようにとの御内意
あり。すると掃部頭様は御受け奉り畏まったものの、「我が身は病身で御奉公勤め難く」と
仰せ上げられ、それにつき御息女様は御一生御縁組はなかった。
後には祟雲院様(掃雲院)と申して直孝公は取り分けて御労り、御生涯金銀は申すに及ばず、
何事でも御望み次第、御心一杯御自由に遊ばされるよう仰せ進められた。これにより祟雲院
様の御金は10万両あったという。
一、掃部頭様は御用金と申し御先手を3年御勤めになられる程の御手当を御貯えであったという。
――『石道夜話(石岡道是覚書)』
一、掃部頭直孝公(井伊直孝)御逝去の折、御形見として知行3万石や金7万両を御領地の庄屋
までも拝領したという。
一、直孝公の御息女様(長女の亀姫)を大猷院様(徳川家光)に召し出されるようにとの御内意
あり。すると掃部頭様は御受け奉り畏まったものの、「我が身は病身で御奉公勤め難く」と
仰せ上げられ、それにつき御息女様は御一生御縁組はなかった。
後には祟雲院様(掃雲院)と申して直孝公は取り分けて御労り、御生涯金銀は申すに及ばず、
何事でも御望み次第、御心一杯御自由に遊ばされるよう仰せ進められた。これにより祟雲院
様の御金は10万両あったという。
一、掃部頭様は御用金と申し御先手を3年御勤めになられる程の御手当を御貯えであったという。
――『石道夜話(石岡道是覚書)』
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コメント
人間七七四年 | URL | -
>我が身は病身で御奉公勤め難く
ここ史籍集覧だと「其身病身にて御奉公難相勤」となってる
其身は自分自身の意味もあるがここは亀姫の身だろうな
亀姫が病身だから直孝は労り一生縁組がなかったとしたほうが文意が通る
( 2019年08月28日 00:29 )
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