11/28~12/04のブログ拍手ランキングです!
忍城の戦い 13
福島堤 11
彼らを謀ったのである 8
官兵衛さんもやっていた旗指し物案件 6
小早川隆景の事 6
大義、親を滅ぼす 5
館林城と決定命婦荒御前 5
忍城開城顛末 4
今週の1位はこちら!忍城の戦いです!
関八州古戦録に見られる忍城の戦いと、石田三成による堤防づくりの様子。おそらくはこのお話の中に、地元の伝承などからの
取材も入っているのでしょう。関八州古戦録もあくまで後世の軍記物ですから、これをそのまま事実として受け取ることは
出来ません。しかし忍城の戦いの模様がこのように伝わっていた、という意味では非常に貴重な史料とも言えるでしょう。
ここで三成は非常に合理的な戦略を用いていて、一概に否定されるような描写とも思えません。
理知的でかつ行動の早い武将と捉えられていたことが見えてきます。その上で、城内に籠城していた百姓などが出てきて
堤防工事に加わったことは、明記されていませんが様々に読めますね。これは忍城側の策略だったのか、ただ偶然だったのか。
そしてそういうものを、本筋の目的さえ敢行できれば後は枝葉だと言わんばかりに大胆に許容する三成の姿は、どこか
秀吉的なものを感じさせます。決して一面的ではない、様々に受け取れることのできる内容だな、と思いました。
2位はこちら!福島堤 です!
こちらは福島正則による堤防づくりのお話。福島正則が加藤清正に比べて今ひとつ地元人気の低いのは、堤防などの
事業が余り目立たないため、という所が有るかも知れません。この内容を見ると、一般的なイメージと違い、政治的、対外的な
面を非常に気にする人物像が見えてきてきますね。実際正則という人は豪傑というよりむしろ、細やかなまでの政治的行動が
信条の人物だった感があり、実際にこの逸話の人物のようではなかっただろうかという気がします。だとすると、中途で
改易を受けただけでなく、そういう決して痛快ではない政治的な人物像の記憶が、地元に現在にも、もしかすると伝わって
いるのかも知れません。そんな事をふと思った内容でした。
今週管理人が気になった逸話はこちら!官兵衛にさんもやっていた旗指し物案件です!
『旗指し物案件』というとこれらの逸話ですね
これを見た城攻め諸将は、驚愕した
関ヶ原、大津城攻防戦、忍者が旗を盗んだら
島津豊久と立花宗茂、これらは奪われた旗指物をさらされて逆に攻め手の指揮が上がったというお話ですが、
官兵衛さんは自分で投げてますねwこれも戦略的なものなのでしょうか。
そして豊久も宗茂も九州の武将であり、このお話もまた偶然にも九州役のお話です。九州にはなにか、このようなお話の
テンプレがあったのでしょうか?逸話にもいろいろな種類がありますが、この内容は「土地柄」をどこか感じてしまいますねw
なんだか戦国期九州での旗指物に関する意識を調べてみたく成る、そんなお話だと思いました。
今週もたくさんの拍手を各逸話に頂きました。いつもありがとうございます!
また気になった逸話が有りましたら、そこの拍手ボタンを押してやって下さいね!
(/・ω・)/
忍城の戦い 13
福島堤 11
彼らを謀ったのである 8
官兵衛さんもやっていた旗指し物案件 6
小早川隆景の事 6
大義、親を滅ぼす 5
館林城と決定命婦荒御前 5
忍城開城顛末 4
今週の1位はこちら!忍城の戦いです!
関八州古戦録に見られる忍城の戦いと、石田三成による堤防づくりの様子。おそらくはこのお話の中に、地元の伝承などからの
取材も入っているのでしょう。関八州古戦録もあくまで後世の軍記物ですから、これをそのまま事実として受け取ることは
出来ません。しかし忍城の戦いの模様がこのように伝わっていた、という意味では非常に貴重な史料とも言えるでしょう。
ここで三成は非常に合理的な戦略を用いていて、一概に否定されるような描写とも思えません。
理知的でかつ行動の早い武将と捉えられていたことが見えてきます。その上で、城内に籠城していた百姓などが出てきて
堤防工事に加わったことは、明記されていませんが様々に読めますね。これは忍城側の策略だったのか、ただ偶然だったのか。
そしてそういうものを、本筋の目的さえ敢行できれば後は枝葉だと言わんばかりに大胆に許容する三成の姿は、どこか
秀吉的なものを感じさせます。決して一面的ではない、様々に受け取れることのできる内容だな、と思いました。
2位はこちら!福島堤 です!
こちらは福島正則による堤防づくりのお話。福島正則が加藤清正に比べて今ひとつ地元人気の低いのは、堤防などの
事業が余り目立たないため、という所が有るかも知れません。この内容を見ると、一般的なイメージと違い、政治的、対外的な
面を非常に気にする人物像が見えてきてきますね。実際正則という人は豪傑というよりむしろ、細やかなまでの政治的行動が
信条の人物だった感があり、実際にこの逸話の人物のようではなかっただろうかという気がします。だとすると、中途で
改易を受けただけでなく、そういう決して痛快ではない政治的な人物像の記憶が、地元に現在にも、もしかすると伝わって
いるのかも知れません。そんな事をふと思った内容でした。
今週管理人が気になった逸話はこちら!官兵衛にさんもやっていた旗指し物案件です!
『旗指し物案件』というとこれらの逸話ですね
これを見た城攻め諸将は、驚愕した
関ヶ原、大津城攻防戦、忍者が旗を盗んだら
島津豊久と立花宗茂、これらは奪われた旗指物をさらされて逆に攻め手の指揮が上がったというお話ですが、
官兵衛さんは自分で投げてますねwこれも戦略的なものなのでしょうか。
そして豊久も宗茂も九州の武将であり、このお話もまた偶然にも九州役のお話です。九州にはなにか、このようなお話の
テンプレがあったのでしょうか?逸話にもいろいろな種類がありますが、この内容は「土地柄」をどこか感じてしまいますねw
なんだか戦国期九州での旗指物に関する意識を調べてみたく成る、そんなお話だと思いました。
今週もたくさんの拍手を各逸話に頂きました。いつもありがとうございます!
また気になった逸話が有りましたら、そこの拍手ボタンを押してやって下さいね!
(/・ω・)/
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