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週刊ブログ拍手ランキング【03/19~/25】

2020年03月25日 17:19

03/19~/25のブログ拍手ランキングです!


細川父子の入部と丹後 13

古今箱伝授のこと 12

稲富一夢が事 11

一色義定室・伊也姫の事 6
一色義定謀殺 6

これぞ一色滅亡の基であった 5
小野木縫殿頭切腹の事 4



今週の1位はこちら!細川父子の入部と丹後です!
このお話の面白さは、織田信長の時代の、入部してきた「大名」に対する在地国衆たちの様子が生き生きと描かれている
事でしょうね。どう対処するのか、議論をしてもまとまりがなく、そもそも友好関係に有るのは遠くの者達で、近隣の者とは
関係が悪い、という辺り、生々しさすら感じますw当時の「国衆」というものをイメージするのに、非常によい資料だとも感じました。
その上で、「戯言」からの喧嘩で簡単に当事者含めて数人の死者まで出てしまうなど、これもやはり、この時代の空気が
きちんと描かれていると感じました。ここから様々に考察するのも非常に面白い、そんな内容だと思いました。

2位はこちら!古今箱伝授のこと です!
古今伝授というものは中々ややこしく、もともと公家の二条家の秘伝であったものが、武士の東常縁に伝わり、その後連歌師の
宗祇に伝授されるなど、細川幽斎への伝授以前から、「公家」の枠内を超えたものだったようです。またそこから「御所伝授」、
「堺伝授」「奈良伝授」と分裂し、幽斎に伝授されたのは「御所伝授」の系統ですね。
古今伝授が何故朝廷を動かすほどの権威を持っていたかには、中世の教養における「古今和歌集」の地位の高さを理解しないと、
現代人には難しいかも知れません。和歌、あるいは連歌を読む、また文章を書くいおいても、古今和歌集の知識が無ければ
世間に認められるものには成りえませんでしたし、だからこそそれについての「正確な解釈」とされる古今伝授が重要だった
わけですね。
古今伝授など中世の文化史に関しては、講談社学術文庫から出ている『天皇の歴史10 天皇と芸能』などが手に取りやすく、
精しいと思いますので、良かったら読んでみて下さい。

今週管理人が気になった逸話はこちら!稲富一夢が事です!
稲富祐直は関ヶ原の時の、細川屋敷からの逃亡などで、戦国ファンからはあまり高く評価されているわけでは無いように思います。
ただ、そういった、「武勇」の観点で彼を評価するのもかわいそうだな、とも思ったりします。
稲富はやはり第一に鉄砲の技術者であり、それはただ単純に個人的技能というだけでなく、砲術家として一種の弾道学に
通じていました。また鉄砲製造の組織化にも着手しており、鉄砲の産業を近世に導いた一人としても、評価できるのでは
ないでしょうか。
彼がある意味武勇に欠けるところがあったとしても、技術と知識でそれを補って余りある評価を受けた、という所に、戦国後期、
あるいは近世の社会の変化を感じることも出来るかも知れません。そんな事もふと思った内容でした。
このお話も基本的に、稲富祐直を大変弁護していますね。この丹州三家物語が書かれた当時の、そういった気持も感じることが
出来る気がします。



今週もたくさんの拍手を、各逸話に頂きました。いつもありがとうございます!
また気になった逸話がありましたら、そこの拍手ボタンをしてやってください!
(/・ω・)/
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