199 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/07/15(水) 13:28:15.62 ID:SgIWpVh4
天正十年四月三日、甲斐に在った織田信長は、江州佐々木二郎(六角義定)が恵林寺に隠れ居るという
風聞を聞かれ、恵林寺に対しすぐにこれを出すように、検使を以て再三要請したが、恵林寺からは
「それは全く事実ではない。」と返答し、実際には密かに佐々木二郎を他所へと逃していた。
これを知って信長は甚だ立腹し、津田九郎二郎(元嘉)、長谷川丹波(与次)、関小十郎右衛門(成重)、
赤座七郎右衛門(永兼)に申し付け、恵林寺に火を掛け、快川国師、長禅寺の高山和尚をはじめ、
大綱、睦庵、両人は単寮(禅寺で首座、知事などの、単独で一寮に住むことを許された高位の僧)であったが。
悉く焼死した。その中に未宗という単寮が在ったが、彼は山門から飛び降り逃げ出した。
下法師、若僧などが火の中で躍り上がり、飛び上がって死ぬ有様は、言語に絶するもので、哀れであった。
東光寺の藍田和尚は、その場から逃げることが出来たが、途中において尾張の者と行き合い、強奪に
及ばれ持っていた金を全て奪い取られ、その後殺された。
『当代記』
恵林寺焼き討ちについて
200 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/07/15(水) 15:56:11.70 ID:KpZDFIsf
金の仏具なのか金銭のほうなのか、どちらにせよ悪い話だ
201 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/07/15(水) 16:02:19.59 ID:Ul9TM2TJ
>下法師、若僧などが火の中で躍り上がり、飛び上がって
高僧は心頭滅却して泰然自若として死んだということだろうか
202 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/07/16(木) 01:06:02.24 ID:nHqIQs2/
>>199
美濃土岐氏出身の快川和尚を焼き殺したから本能寺に到るわけだな?
天正十年四月三日、甲斐に在った織田信長は、江州佐々木二郎(六角義定)が恵林寺に隠れ居るという
風聞を聞かれ、恵林寺に対しすぐにこれを出すように、検使を以て再三要請したが、恵林寺からは
「それは全く事実ではない。」と返答し、実際には密かに佐々木二郎を他所へと逃していた。
これを知って信長は甚だ立腹し、津田九郎二郎(元嘉)、長谷川丹波(与次)、関小十郎右衛門(成重)、
赤座七郎右衛門(永兼)に申し付け、恵林寺に火を掛け、快川国師、長禅寺の高山和尚をはじめ、
大綱、睦庵、両人は単寮(禅寺で首座、知事などの、単独で一寮に住むことを許された高位の僧)であったが。
悉く焼死した。その中に未宗という単寮が在ったが、彼は山門から飛び降り逃げ出した。
下法師、若僧などが火の中で躍り上がり、飛び上がって死ぬ有様は、言語に絶するもので、哀れであった。
東光寺の藍田和尚は、その場から逃げることが出来たが、途中において尾張の者と行き合い、強奪に
及ばれ持っていた金を全て奪い取られ、その後殺された。
『当代記』
恵林寺焼き討ちについて
200 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/07/15(水) 15:56:11.70 ID:KpZDFIsf
金の仏具なのか金銭のほうなのか、どちらにせよ悪い話だ
201 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/07/15(水) 16:02:19.59 ID:Ul9TM2TJ
>下法師、若僧などが火の中で躍り上がり、飛び上がって
高僧は心頭滅却して泰然自若として死んだということだろうか
202 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/07/16(木) 01:06:02.24 ID:nHqIQs2/
>>199
美濃土岐氏出身の快川和尚を焼き殺したから本能寺に到るわけだな?
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コメント
人間七七四年 | URL | -
武田はなんで名族コレクションしてたんだろ
当時はどこでもやってたことなのかな
( 2020年07月15日 18:33 )
人間七七四年 | URL | -
前田「どこでもやってるよねえ」
細川「やってるやってる」
( 2020年07月15日 18:54 )
人間七七四年 | URL | -
戦国時代版コラテラルダメージ・・・
( 2020年07月16日 09:37 )
人間七七四年 | URL | -
信玄が改名したり、諏訪を意識したり、
神社仏閣の影響が強かった地域だから、
六角を理由に潰したのかな?
( 2020年07月16日 10:44 )
人間七七四年 | URL | -
武田氏の菩提寺だからじゃね?
まだ織田軍へ恭順しているならともかく(信長からしたら)こんなふざけた事やっているしね
( 2020年07月16日 11:49 )
人間七七四年 | URL | -
心頭滅却すれば火もまた涼しって格言は、日本人の精神論に無駄な事を与えたと思う。
夏は暑いもんは暑い。スポーツ関係で水を飲むなと言われてた時代とか。
火炙りにされると声を出したくても、喉は焼けて、肺も焼けて、叫びたくても声も出せないんだろう。
( 2020年07月16日 18:38 )
人間七七四年 | URL | -
※6
順序が逆だし無駄でもないでしょ。
日本に限らず前近代社会の精神文化じゃ、物質的にであれ身体的にであれ節制や忍耐が称揚されることが多い(生産力が低くて欲求全てを満たすことが出来ないからそうなる)
そのベースがあるからこの格言も出てきたわけで、似たような格言は西欧にだってある。問題は日本の場合、技術革新すっ飛ばして文明開花したんで精神文化から物質文化への転換に齟齬をきたした部分があるってだけで、その転換期にも精神主義的文化は相応の役割果たしてるんだから無駄と呼ばれるようなもんじゃないよ。
( 2020年07月17日 09:41 )
人間七七四年 | URL | -
これが普通だからどこも武力を持つ
いまでも世界標準ではある
( 2020年07月17日 10:57 )
人間七七四年 | URL | -
※6
「心頭滅却すれば火もまた涼し」とは本来は仏教の説話なんじゃないかと思うんだよね
「熱い」とは心がそう感じているだけであって本質たる「空」には熱いとか冷たいとかいう観念はない
その域に達することが仏教徒の目標だと
精神主義どころか精神すら真理への障害とみなす超精神主義がこの言葉の本質だと思う
( 2020年07月17日 11:09 )
人間七七四年 | URL | -
運動中に"水"を飲むなって精神論というわけではないですよね
( 2020年07月17日 12:40 )
人間七七四年 | URL | -
※6
それ(心頭滅却)とこれ(水飲むな)を一緒にしちゃダメだろ?
こう言うのをこじ付けって言うのでしょうよ
( 2020年07月18日 16:47 )
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