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週刊ブログ拍手ランキング【10/15~/21】

2020年10月21日 16:30

10/15~/21のブログ拍手ランキングです!


永禄の変についてのフロイスの報告 10

鶴が育てたこの子こそ 9
弾正殿と称する暴君(残酷なるはネロ第二世) 9

奈良について 8
松永久秀のキリスト教への弾圧と、三好長逸による保護 7
光源院殿の葬礼 7

「御小袖」鳴動 6
小網神社御由緒 2


今週の1位はこちら!永禄の変についてのフロイスの報告です!
この永禄の変についての報告、後にフロイス編纂した『日本史』にもありますが、、この前日に義輝は京より逃亡しようとし、
実際に御所を出たものの、途中で家臣たちに説得され引き返した、とあります。これが事実とすれば義輝は事前に何らかの
危機感を抱いていたと言えます。ただフロイスの情報も殆どが伝聞ソースと思われるので、直ちにそうだったとは言い難いとも
思います。
ただ、この永禄の変について、フロイスは割と義輝に同情的なのですが、日本人側は、今週の「御小袖」鳴動の話を見ても、
また、後の信長が足利義昭に出した『「十七ヶ条の異見書』の義輝の死に対する指摘を見ても、どうも「自業自得だった」という
見解が非常に強かったように感じます。信長公記ですら「義輝の三好への『謀反』が原因」と書いていますからね。
そういった一般的な思いが、光源院殿の葬礼のような寂しい葬儀にもつながったのでしょう。
ただこれら、いわゆる上流階級、支配階級の考え方とは別に、京の一般民衆は義輝の死を強く悼んだと云われ、
フロイスの描写も、そういった一般民衆の考え方に準じたもの、と言えるかも知れません。
そんな事を考えた内容でした。

2位はこちら!鶴が育てたこの子こそです!
非常に面白いお話ですね。坂上田村麻呂に、鶴に育てられたという伝承があったとは。
動物に育てられる、あるいは授乳されるというのは、英雄譚の典型の一つですね。代表的なものに、狼に育てられた
ローマの建国者、ロームルス、レムス兄弟が上げられるかも知れません。ただ鶴によって育てられたというのは、
その人物を寿ぐ意味合いが強そうで、当時の東北の人々の、坂上田村麻呂に対するイメージを感じることが出来そうです。
伊達政宗とプロパガンダの影響からも見てとれますが、
坂上田村麻呂信仰の強さ、深さも察せられますね。
地域信仰と戦国期につての関係性も考えさせる内容だと思いました。

今週は同票でもう一つ!弾正殿と称する暴君(残酷なるはネロ第二世)です!
松永久秀によるキリスト教徒への弾圧についての報告ですね。これが起こる以前、宣教師たちは松永久秀を「教会の友人」と
好意的に評価しているので、まあ当然でもありますが、彼等の人物評価の基準が解りやすい例だとも言えます。
これは松永久秀自信も信仰する、法華宗の要請によって起こったとされますが、この当時のキリスト教は、教義内容、
また組織の性格からして他宗教と摩擦を起こしやすく、京の市民の主流の宗派でもあった法華宗についても、信者たちが
かなり挑発的な態度を取っていたフシがあります。それに対し当時の法華宗も、それを丸く治めるような性格ではなく、
そもそも京でのキリスト教布教を許した足利義輝が滅んで、「責任者不在」の状況になった中、ただでさえ不穏な状況で
朝廷も宗教紛争を恐れ、当時京の責任者でもあった久秀に対策を求め、ある意味仕方なく、久秀が前面に出てこの処置を
行ったが故に宣教師たちの批判を一身に受けた、とも言えそうです。
世の中様々な立場がある以上、たとえ責任を果たしても批判の対象になる、という事の一例かもしれませんね。
そんな事も考えた内容でした。



今週もたくさんの拍手を、各逸話に頂きました。いつもありがとうございます!
また気になった逸話を見つけた時は、そこの拍手ボタンを押してやってくださいね!
(/・ω・)/
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