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「上総介か、入洛めでたし。」

2020年11月13日 18:34

699 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/11/13(金) 17:03:57.49 ID:btSWIwXi
九条玖山公(稙通)はまた、勇猛ある御人であった。
当時、鬼神のように世に恐れられた織田信長公には、何れの公家門跡も媚びへつらっていたのだが、
玖山公は立ちながら差し向かい

「上総介か、入洛めでたし。」

と宣って帰られた。これに信長公は機嫌悪しく
「九条殿は、我に礼を言わせに来られた。」
と、ご立腹なされた。

この事について、『例え一命を失っても公家の行跡を見た。御家に恥を残すまじき。』
と、褒め称える人々が有る一方で
『先ず時に従わない、不用の御事である』と、そしる者も有った。
また『智者は惑わず、勇者は怖れず』とあるが、この玖山公の行為こそその事であると、褒める輩もあったとか。

戴恩記



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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    十河一存の舅であることを自慢してるくらいだから武道に無理解というわけでもないんだよな>九条稙通

  2. 人間七七四年 | URL | -

    風流な人だから前田慶次とも交流があったらしいけど、この武勇伝を語る時は相当盛り上がったんだろうなぁ…

  3. 人間七七四年 | URL | -

    上総介もわざとなのかな

  4. 人間七七四年 | URL | -

    この人、信長入京時点で還暦いってるし文芸においては細川幽斎の兄弟子にあたるし戦の際には軍勢率いるしで戦国のスーパー公家の一人だよね

  5. 人間七七四年 | URL | -

    ※4
    この人は源氏物語を長年愛読していて(その逸話も有ったかと)孟津抄て注釈書書いてますし、長生き(数えで八十九)と本当にスーパー公家ですわな。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    ※4
    そして源氏物語が大好きという乙女な側面もある(違

  7. 人間七七四年 | URL | -

    更には九州や中国地方を渡り歩き、魔法を修得したと自称する奇人でもある
    この時代、基本的に地に根付く武士と逆に朝廷への援助を求めて各地を奔走する公家の方も面白い人多いね

  8. 人間七七四年 | URL | -

    ※7
    山科さんとかね
    あの人属性盛りすぎ

  9. 人間七七四年 | URL | -

    この逸話、信長のいつの上洛のとき?

    1. 家督相続後、義輝にあいさつに来た
    2. 義昭に供奉して上洛、京周辺を制圧

    ここまで上総介、以後 弾正忠

    3. 本圀寺の変で義昭を救うため緊急上洛
    4.伊勢侵攻後、金ヶ崎前
    5. 姉川の戦い
    6. 比叡山の焼き討ち
    7. 槙島城の戦い、義昭追放

    以後、従三位参議、で公家も無視できない高位

    1.のときだったら田舎大名(大名以下)で拝謁さえ無理な状況だし、
    2.のときだったら武力だけの成り上がり、 だから2.の時とみるのが妥当かな

  10. 人間七七四年 | URL | -

    >魔法を修得したと自称する奇人
    あの人が頭に浮かんで来るなw
    あの人が永正の錯乱で殺害されたのて、この人が生まれた翌年なんだよね。

  11. 人間七七四年 | URL | -

    ※10
    …つまり生まれ変わり?

  12. 人間七七四年 | URL | -

    ※10
    玖山公が武家に生まれていたらあんな感じになったかもな

  13. 人間七七四年 | URL | -

    ※11
    と言うか殺された政元さんの霊が幼児だった稙通さんに憑依したのかも。なんかどっかのアニメで見た事有る様な気がw

  14. 人間七七四年 | URL | -

    そう言えば政元さんて稙通さんの伯父さん(父尚経の弟澄之)を養子にしていたんだよね。

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