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かの藤吉猿面郎が方へ連れ行き

2020年12月18日 18:10

767 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/12/18(金) 15:21:42.04 ID:Z7QWz4kr
佐久間玄蕃允盛政は、二十一日の合戦(賤ヶ岳の戦い)では、険阻を隔てて、柴田勝家と合流することが
出来なかったため、蔵王の社を出、北ノ庄城の後巻(救援)のために加州に赴いた所で、中村の郷民たちによって
取り囲まれた。盛政はこれを見ると
「我既に運命尽き、又戦ったとしても利はない。かの藤吉猿面郎が方へ連れ行き、一言云うことが有る。」

そう言って彼等に捕われた、そして北ノ庄に連行されると、これを見た浅野弥兵衛長政は云った
「君は鬼玄蕃と言われたほどの人ではなかったのか?何を以てか死することを得ないのか。」

これを聞いた盛政は咲って云った
「汝は愚かである。源頼朝は大庭景親に負けてふし木の中に隠れ、義昭将軍(原文ママ・義稙の事か)は
細川政元に囚われて幽閉されたが、ついに免れて大功を立てた。将たるもの、どうして容易く敵に死を
免ずる事をするだろうか。」
(汝ハヲロカヤ、源頼朝ハ大庭景親ニマケテフシ木ノ中ニカクレ、義昭将軍ハ細川政元ニトラハレテ
ソノカコミヲウクトイヘトモ終ニマヌカレテ大功ヲ立テタリ。将タル者何カ容易ク敵ニ死ヲ免スコトアランヤ)

聞く者皆、舌を鳴らしたと云う。

佐久間軍記



768 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/12/18(金) 15:45:49.31 ID:h8twP6Rp
舌を鳴らすって当時はどういう気持ちの表れなんだっけ
今だとねこを呼ぶ気持ちの表れだが

769 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/12/18(金) 17:59:33.49 ID:Z7QWz4kr
>>768
この場合はおそらく、佐久間盛政が秀吉軍の前で不敵なことを言ったので舌打ちした、という感じかと。

770 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/12/18(金) 18:31:59.74 ID:a6o/ts1Y
>>769
なるほど、不快で舌打ちしたったことね

771 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/12/19(土) 09:50:00.40 ID:re0CaR1W
賞賛だろうに

772 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2020/12/19(土) 12:50:51.45 ID:V1a9YlEB
賞賛だよね
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    舌を鳴らすって
    この場合は感嘆の意味合いが強いんじゃないの?
    おれは第一印象でそう感じたし、一応辞書ひいても感嘆の意味もあるがな

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    俺もそう思って読んでたから感想見てびっくりした
    この文脈で不快はないだろうと

  3. 人間七七四年 | URL | -

    中国だと舌打ちが「せやな」「ほんまにな」だったり
    韓国だと「難儀やったな」だったりするようだから
    日本も昔は「奥歯ガタガタ言わせんぞオルァ」ではなかったのかもしらんね

    ちょっと時代とともに血の気が多くなっちゃったとか?

  4. 人間七七四年 | URL | -

    「舌を巻いた」と言い換えるといい感じになる

  5. 人間七七四年 | URL | -

    舌鼓を打つという表現がありまして

  6. 人間七七四年 | URL | -

    過去にもこの場面を色んな投稿者さんが紹介してくれているね。
    それぞれの訳し方に微妙な個性が感じられて楽しいけど、やっぱり皆さん共通して『感嘆』と解釈されている様子なので、僕もそれにならいたい。

    百歩譲って浅野との口論がヒートアップした結果、ガチで舌打ちされたのだとしても、それは惜しい男を亡くしてしまう事に対するものだと思いたい。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    石田三成のときは「自害せんかったの?もう六条河原なのに痰の毒が心配で柿食わないの?」って
    最後まで大望を捨てないのをどちらかというと嘲りの対象だったのは
    天下すでに定まり、という戦のあとだからか

  8. 人間七七四年 | URL | -

    秀吉「藤吉猿面郎って誰だよ」

  9. 人間七七四年 | URL | -

    鬼玄蕃かっこよすぎだし、浅野を軽々論破してるあたり聡明な人だったのかもね...辞世の句からも滲み出てるし

  10. 名無しさん | URL | -

    捕虜になったりそこらの農民に打ち取られるのは不名誉なので立派に自害するのは大事なことであるし、
    なぜしなかったと非難するのは当然であるし
    それにたいして最後まであきらめないことが大事というのもまた当時はそういう意識があったのだろう

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