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「申す所、聞こえる義も少しは有り」

2021年01月01日 17:28

811 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/01/01(金) 11:41:49.71 ID:JxZpX45E
織田三七(信孝)殿の侍、二宮千太郎、これも博打に打ち負けて、馬、物の具取られ、
どうしようもなく、三七殿の御前に参り

「私は不心懸故によって博打を打ち、此の如き仕合に罷り成りました。
相手の者に様々に詫ましたが、馬も具足も貸してもらえず、この上は彼を討ち果たそうと
存じましたが、私はこのようになったにせよ、相手は御用に立つべき者であり、それをこの時に
討ち果たしてしまえば、いよいよ不忠でありますので、この上の御慈悲には、御検使を受けて
切腹仕りたく存じます。」

そう申した所、三七殿は「申す所、聞こえる義も少しは有り」と言われ、黄金二枚、具足、馬まで
下し給わった。彼は翌日の合戦で組討をして高名を究めた。三七殿も御気色をなおされたという。

備前老人物語



人間七七四年[sage] 投稿日:2021/01/02(土) 03:35:02.92 ID:jYZqs+Vq
名将の器ですな

813 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/01/02(土) 20:46:42.13 ID:6jgGYJZO
四国成敗が終わってたら信孝は伊勢と四国の両方貰えるはずだったんだろうか?

814 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/01/02(土) 23:32:43.57 ID:3P3ILz+k
伊勢は信包と信雄がいるしねえ
三好の養子に入ってるし、そのまま四国にじゃない?

815 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/01/03(日) 09:16:34.53 ID:E9l+T+Ma
日野に幽閉されてた神戸具盛が神戸に戻ってきてたし阿波に拠点移すつもりかもね
具盛の娘との子女が成長してるし史実通りに織田氏族から婿取れば神戸任せられる
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    自分の不手際でこうなったのに、相手が許してくれないから殺そうと思ったって感覚
    本当に武士の面目への感覚って分からない

  2. 人間七七四年 | URL | -

    三七殿の器量が少しわかる貴重ないい話

  3. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    武具だけでも「貸してくれ」と頼んだけど断られたからじゃないかな

  4. 人間七七四年 | URL | -

    武士の面目というか三七とのを脅迫してるよね。

    博打で負けて武具まで獲られた上、相手に貸してくれと頼んでも貸してもくれない。
    こうなったら明日の戦にも出れないから家臣同士で果し合いしたいけど(チラッ)
    そういう訳にもいかないので検死役の見てる前で切腹しますね?ね?(チラチラッ)

    三七とのも「めんどくさい奴だけど、少しは忠義心があるんだろう」と不満げに大金と武具まで与えたが
    しっかりと恩義に応えて手柄を立てたので一転して上機嫌になったと。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    “普通”なら逆恨みで斬殺して逐電、軍役果たせないから逃亡、他の人から盗んでごまかすとかやってる
    千太郎は“正直”に告白して“誠実”に責任取ろうとしてるからそこが評価された
    そもそも博打に負けたのは千太郎の責任じゃなくて“時の運”なんだよね
    金はいつでも作れるけど家臣は簡単に作れないからこの程度で腹を切らせたら信孝の“恥”になる

    戦国時代の価値観だとこんな感じかね?

  6. 人間七七四年 | URL | -

    平時にはクソみてえなやつでも、命知らずが戦場には必要なのだ

  7. 人間七七四年 | URL | -

    千太郎の言い分が結構筋が通ってるように感じる俺は戦国脳になりつつあるのか…?

  8. 人間七七四年 | URL | -

    三七殿もいいところあるな

  9. 人間七七四年 | URL | -

    >>そもそも博打に負けたのは千太郎の責任じゃなくて“時の運”なんだよね
    最初から博打なんか打たなきゃ取る物もなければ取られる物もないでしょ

  10. 人間七七四年 | URL | -

    当時は葉隠の山本常朝が父親が嘘つかなかったり博打しないと武士とは言えないと言ったと述べている様に博打は悪い行為とは思われて無かった様で。
    ただ陣中の博打は色々なトラブルの元になりますから(喧嘩で刃傷沙汰になって逐電も拙いが喧嘩当事者だけでなくその周りの連中も加勢したら陣中で合戦になりかねない)禁止事項になりますが、守られ無かった様で。

  11. 人間七七四年 | URL | -

    自己責任って言葉はまだないし

  12. 人間七七四年 | URL | -

    途中送信で申し訳ない
    自己責任って言葉はまだない時代だからねえ
    人の行動には星の巡り合わせや前世の因果が関係してるみたいな考え方もあったと思う
    戦国時代の人間は短気で激情的な一方で根は純真だから失敗にもおおらかだったのかな?

  13. 人間七七四年 | URL | -

    博打云々を切り離して、「舐められたら殺す」って思ってる人が色々詫び言して頼むのを全部袖にされたらって考えたら、「もう殺すか」ってなるの分かると思うんだよね

  14. 人間七七四年 | URL | -

    博打が悪となったのは江戸時代からか。
    女が家庭で実権握るようになってからだな。でもこれは庶民の話しか。
    江戸初期の中〜下層武士は文が重んじられるようになって変わったかな。

  15. 人間七七四年 | URL | -

    賭博の禁止自体は律令のころからあるぞ
    その後も何度もでて御成敗式目から建武式目に分国法まで

    それが守られるかどうかは別だっただけで

  16. 人間七七四年 | URL | -

    法的に禁止っていうのと社会通念上悪っていうのも別の話かと

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