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その二人のうち一人は、

2021年01月14日 17:52

841 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/01/14(木) 16:33:59.89 ID:kqJ4+uC9
いずれの城を攻めた時であったか、寄せ手の大将が兵二人を召し、
「先手の竹束は堀際までどれほど付いたか、これらの他、様子をよく見てくるように。」

そう命ぜられると、一人は竹束の陰を忍び忍びに見ていった。
もう一人は、「剛の者には鉄砲は当たらぬものと言い伝わっている。それのみ成らず、運は転にあるものだ。」
と言って、竹束の外を、臆せずはばからず駆け巡り、二人ながら先手の人々に大将の仰せを伝え、
様子を見届けて帰った。

初め竹束の陰を忍び行った者は、立ち帰る時には竹束の外を帰り、竹束の外を行った者は、竹束の内を
通って帰り、それぞれ先手の有様を詳しく申し上げた。

この事は、後に人々も評し、大将も感じ給わった。
その二人のうち一人は、羽柴左衛門大夫(福島正則)殿の侍、可児才蔵(吉長)と言う者であった。

備前老人物語



843 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/01/14(木) 19:16:41.13 ID:b4jaZeeO
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-890.html
これだと可児才蔵
「本当は自分も、早くたどり着く外を通りたかったが、
途中で撃ち殺されれば使者の役目を果たせなかっただろう。それでは軍律違反になるので控えた。
だが、もはや使者の用は終ったので、今は撃ち殺されても別に差し支えはない」
って言ったことになってた
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    行きに竹束の外を堂々と歩いた兵は、矢弾が存外激しかったから…と内側を歩いて帰った。
    内側を慎重に行った兵は、任務を果たしたから帰りは撃たれても別に…と外側を通った。

    さて、どちらが才蔵さんでしょう?というわけか…

  2. 人間七七四年 | URL | -

    様子を見てこいって命令されたなら無事に行って帰って報告するまでが仕事だと思うんだがw

  3. 人間七七四年 | URL | -

    2人とも生きて帰ってきたら敵の戦力は弱いので攻撃できる
    1人しか帰ってこなかったら、それなりの敵戦力がいる。
    2人とも帰ってこなかったら、竹束の防弾性に問題があり攻撃できない。
    ということですね。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    自分が行きに見た戦況は合流した時点でもうひとりに伝えてあるから、
    もう自分は死んでも差し支えないということかな?

    自分が上司だったら、2人とも無事に帰って攻撃にも参加してくれと思うけどw

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