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週刊ブログ拍手ランキング【02/04~/10】

2021年02月10日 17:01

02/04~/10のブログ拍手ランキングです!


今はこれまでぞ。さらば、さらば。 15

いずれにしても今日、平丞相信長公、本能寺にて御落命 13

汝は古田彌惣だな! 12
このような大船を作り海に浮かべる事 9
主水は大筒の鉄砲を 8

池田家の子孫・池田冠山が書いた姫路城の悪い話 7
汝は正直なる者かな 6
すなわち鬮取りにされたという 5
至極の道理 4


今週の1位はこちら!今はこれまでぞ。さらば、さらば。です!
ここに出てくる吉村又右衛門、おそらく福島正則に仕えた吉村又右衛門宣充でしょう。彼は江戸期、豪傑として非常に有名な
人物だったようです。また彼の子孫で、幕末期の桑名藩家老で、藩主との対立の中暗殺された吉村権左衛門宣範も有名でしょう。
そんな吉村又右衛門と備前老人物語著者との別れの場面。しみじみと友情を感じさせる、そんな内容ですね。
「こういう人間を近づけてはいけない」との助言に、俗語、方言の類でしょうか、そういった言葉を使うのも、二人が親しい関係に
あったことを想像させます。
この時代の友人同士のあり方を伝えてくれる、そんな内容だと思いました。

2位はこちらいずれにしても今日、平丞相信長公、本能寺にて御落命です!
この総見記(織田軍記)の成立は、貞享2年(1685)頃だとされます。本能寺の変から、ほぼ100年後ですね。
また内容としても、序文によると著者の遠山信春は、小瀬甫庵の『信長記』を元に増補したもの、とあり、甫庵信長記が
大田牛一の信長公記を底本としていることから考えると、ある種の三次創作に近いものが有ると言えるかも知れません。
基本的にはこれが著された時代の、本能寺認識と見るべきなのでしょう。しかし「もし同心なくば予の首を刎ねられよ」の
所など、『麒麟がくる』の最終回でも用いられていましたね。こういったものも、軍記の後世への影響、と言えるのでしょう。
また後世に編纂されたものらしく、非常に内容が整理され、わかりやすく成っていると思います。
江戸期にあって総見記はかなり信頼されたと言われますが、こういった綺麗に整理された内容も、それに寄与したのでしょう。
文章、構成のレベルの高さの大切さも感じさせてくれる、そんな内容だと思いました。

今週管理人が気になった逸話はこちら!汝は古田彌惣だな!です
、こちらは戦国期の武士同士の友情のお話ですね。
友人同士ながらたまたま敵味方に別れ、あまつさえたまたま、大勢の軍兵が駆け巡る戦場で対峙してしまったという、
確かに不思議と言える事態の中、中西彌五作は古田彌惣の命を助けます。
『備前老人物語』ではこれを肯定的に描いており、戦場で友人だからと敵を討たないという事も、勿論状況にも寄るので
しょうが、必ずしも否定されるべき事ではなかった、という事なのでしょう、
司馬遼太郎の小説などで「近代以前の日本に『友情』という概念はなかった」というような事が書かれており、それを未だに
言う人も居たりするのですが、もちろんそんな訳はないのです。1位の今はこれまでぞ。さらば、さらば。も、
しっかりと友情の物語ですしね。
まあ司馬氏の言っているのはどうも、当時のちょっとインテリ風な、旧時代否定の俗論、言葉遊びのようなモノらしいのですが、
ちょっとそんな事を思い出したりもした内容でした。



今週もたくさんの拍手を、各逸話に頂きました。いつもありがとうございます!
また気になった逸話を見つけた時は、そこの拍手ボタンを押してやってくださいね!
(/・ω・)/
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    たしか「燃えよ剣」でしたかね>友情
    あれは近藤・土方・沖田の関係が義兄弟を自認していることを強調する文脈だったので、
    その場の文章としてはすっきり落ちてくるんですよね。司馬遼太郎はそんなんばっかり。

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