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松永弾正は、世智に悪しき、賢き者

2021年04月28日 18:52

142 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/04/28(水) 16:44:31.88 ID:zJjq0Haf
松永弾正(久秀)は、世智に悪しき、賢き者であった。
彼は鍛冶屋、紺屋を見て、「三年の間、この両職を勤めるという気持ちで奉公すれば、
立身致すだろう。」と言ったという。
夏に鍛冶屋を仕って暑さを堪忍し、冬は又、紺屋での水使いを堪忍する、という事である。

また串柿の竹を三尺に極める法を定め、「一間の半分の所の塀の小舞(屋根や壁の下地で、
竹や貫を縦・横に組んだもの)に使うのに良い」、と申したのだという。

烈公間話



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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    普通にいい話じゃないか
    別に悪しきところは見えないんですが枕詞かなんかなんですかね

  2. 人間七七四年 | URL | -

    悪党とかみたいに悪という言葉に違う意味がついてた頃なのかなあ
    論点は賢き者ってとこなんだろうが

  3. 人間七七四年 | URL | -

    松永久秀の賊臣としての評価が定着するのがこの時代の話だから、
    久秀について肯定的なエピソードを振る前に『人間的には奸物だけど』って断り入れないと自分の人間性が疑われるんで差し込んだんじゃないかな

  4. 人間七七四年 | URL | -

    南北朝から室町くらいだと中世的荘園体制に従わない思考方法・行動規範が「悪」だから
    現代基準からすると一円知行体制の確立など、むしろ「え、なんで領国内に他の権利者いるの?」とか、合理的考え方が「悪」だったりする

  5. 人間七七四年 | URL | -

    あと、そもそも「悪」がそんなに「マイナスのイメージ」として使われていなかった、というのもあるか。悪源太源義平とか「つおい」とかいう意味

  6. ※1 | URL | -

    うーむ、光政の性格的に悪と言えばそれは悪のような気がするが…

  7. 人間七七四年 | URL | -

    夏に紺屋をやって冬に鍛冶屋をやれば快適!

  8. 人間七七四年 | URL | -

    ※7
    こういう人はこういう人で出世しそうだから困る

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