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週刊ブログ拍手ランキング【06/03~/09】

2021年06月09日 18:03

06/03~/09のブログ拍手ランキングです!


事情を聞いた義興は 11

今川家には真範という僧の霊がついており 11

賤が植うる 田歌の聲も都かな 8

景勝は譜代の主でありますから 7
そこから時々光る物が出て 6
上杉景勝は小男であったが 6
荻田主馬の待遇 4



今週の1位はこちら!事情を聞いた義興はです!
失火により御座船を失ったことを咎めない大内義興のお話です。大内義興といえば、足利義尹を擁して細川高国とともに
幕府を支え、昨今では最初期の天下人とも称され、また西日本王と呼ばれるほどの、強大な軍事力と権威権力を有していた
大名ですが、この逸話からは、それに相応しい器量を感じさせてくれますね。 そして、この能美孫三郎、おそらく
安芸国能美島を本拠とし、大内氏の水軍を形成した能美氏の人物と考えられ、或いは義興の、能美氏への信任も
表した逸話でも有るのでしょう。大内氏と繋がりの深かった能美氏ですが、それ故か、厳島合戦の後は、毛利の
後押しを受けた来島村上氏の配下となります。
大内氏の全盛期と、その後のこともどこか感じさせてくれる、そんなお話だと思いました。

今週は同票でもう一つ!今川家には真範という僧の霊がついておりです!
今川家に取り憑いた僧侶の霊(?)のお話。「真範」という名は平安時代中期の興福寺別当に見えるようですが、さすがに
それと関わりは無いのでしょう。ただ真範の「範」の文字は、駿河今川氏の通字の一つであり、また義元の父である
今川氏親が、伊勢宗瑞の力を借りて打倒した小鹿範満の名乗った文字でもあり、氏親系の人々が江戸中期までその文字を
遣わなかったことをを考えると、或いはその名に、何かしらの意味は込められているのかも知れません。
そして何より
>今川義元に処刑された戸部新左衛門の子孫の戸部新十郎氏というのがちょっとおもしろい
ここに、たいへん「歴史」というものを感じさせてくれた、そんな内容だと思いました。

そして3位はこちら!賤が植うる 田歌の聲も都かなです!
前田慶次のお話。この内容から「花の慶次」を思い出す方も多いのではないでしょうか。やはりあのビジュアルで想像したく
なりますねw
前田慶次は生前から高名な人物であったようで、早くから様々な記録に登場しています。それはやはり、この逸話からも
見られるように、傾奇者とも言われるアウトロー的なファッションに、ヒョットコ斎などの少々とぼけた愛嬌、またその武勇と
名利に恬淡とした性格等、やはり世の中から愛される、そんな人格が見えてきます。まあ何気に、加賀前田家という
大大名の親類、という貴種性も大きかったのでしょうがw
ともかくそんな前田慶次の人気、また「我が主は景勝より他は無し」とまで言った事への、上杉家の感謝、それら
様々なものを感じさせてくれる内容だと思いました。



今週もたくさんの拍手を、各逸話にいただきました。いつもありがとうございます!
また気になった逸話を見つけた時は、そこの拍手ボタンを押してやってくださいね!
(/・ω・)/
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