875 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/07/30(金) 15:45:51.63 ID:B1SsKwpE
信州上田の真田安房守(昌幸)は上杉景勝公の御留守中に、太閤(秀吉)家臣の大谷刑部少輔(吉継)と
内縁の筋目が有ることを以て、大谷に頼り才覚仕り、次男源次郎(信繁)を秀吉に差し上げ、
景勝公との関係を引き切った。
彼が総領である伊豆守(信之)を自分の所に差し置いていたのは、安房守は老巧であり、末を考え、
今後権現様(家康)へ進上仕るべしと思案し、よって次男を太閤に差し上げたのだという。
こう言った事であったため、太閤に対し景勝公より御断りを仰せ入れられ、源次郎の身柄を
是非お返し下されるようにと訴えたが、太閤に大谷が能く取り繕った故に、太閤より様々に
御詫言が有ったことで、事済んだ。
これ故に安房守については「表裏の士」であると、彼を咲わない者は無かった。
(管窺武鑑)
上杉も真田昌幸には相当思う所あったんだろうな。
信州上田の真田安房守(昌幸)は上杉景勝公の御留守中に、太閤(秀吉)家臣の大谷刑部少輔(吉継)と
内縁の筋目が有ることを以て、大谷に頼り才覚仕り、次男源次郎(信繁)を秀吉に差し上げ、
景勝公との関係を引き切った。
彼が総領である伊豆守(信之)を自分の所に差し置いていたのは、安房守は老巧であり、末を考え、
今後権現様(家康)へ進上仕るべしと思案し、よって次男を太閤に差し上げたのだという。
こう言った事であったため、太閤に対し景勝公より御断りを仰せ入れられ、源次郎の身柄を
是非お返し下されるようにと訴えたが、太閤に大谷が能く取り繕った故に、太閤より様々に
御詫言が有ったことで、事済んだ。
これ故に安房守については「表裏の士」であると、彼を咲わない者は無かった。
(管窺武鑑)
上杉も真田昌幸には相当思う所あったんだろうな。
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コメント
人間七七四年 | URL | -
第一次上田合戦に際して弁丸を人質にとった上杉景勝は
援軍を送ると言いながらも
洪水で遅参すると言って半ば反故にしてる
そりゃ昌幸も上杉から羽柴に人質の先変えるってもんよ
( 2021年07月30日 19:19 )
人間七七四年 | URL | -
いざという時は応援するぞと約束しておいて
本当に応援しかしないのが謙信以来の伝統だから
( 2021年07月30日 21:52 )
人間七七四年 | URL | -
>>2
むしろ謙信は勝手に応援(北条領荒らし回り)に乗り出してた気がする
( 2021年07月31日 11:22 )
人間七七四年 | URL | -
※3
勝手にってーか、大義名分自体は山内上杉家の旧領を奪還し、北条を打倒すると言う理屈では謙信に有るのよね。
曲がりなりにも上杉憲政から山内上杉家の家督と関東管領職を譲られ、その地位に就いた人だから。
( 2021年07月31日 12:53 )
人間七七四年 | URL | -
気の置けない越後国人衆をまとめる手段の一つだったとは思う謙信の上杉家相続とそれを理由にした関東出兵は。
謙信「乱取りとかは好きにしろ」
越後国人衆「さっすが~、御実城様は話がわかるッ! 」
( 2021年07月31日 19:31 )
人間七七四年 | URL | -
まぁ、景勝襲名の時は御館の乱やら織田家の侵攻やらのゴタゴタでまた越後国人衆の多くに背かれて余裕無くなるんやけどな、ブヘヘヘ
( 2021年07月31日 19:43 )
人間七七四年 | URL | -
真田「ウチだけじゃ北条徳川と戦れねえよ」
上杉「人質出せばうちが援軍送ってやるよ」
真田「じゃあ弁丸送るから同盟な」
同盟スタート
真田「援軍まだかよ連合軍来てるぞ」
上杉「うっせーなアクオス作…越中とか忙しいし天気悪いんだよ」
真田「……」
( 2021年08月01日 08:39 )
人間七七四年 | URL | -
真田は徳川方だったのに沼田問題で揉めて渋々上杉方へ鞍替えしたからしゃーない
しかも母親を家康へ人質として送ったのにコレだから人質がいたところであまり信用できない
( 2021年08月02日 09:39 )
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