fc2ブログ

『明史日本伝』より、秀吉・悪い話

2009年02月14日 00:02

916 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/13(金) 15:38:50 ID:edyPs82k
戦国期に日本を訪れた外国人の話がチラホラ出てるので。
以下明史日本伝より秀吉について語られている箇所。

日本は古来より王がおり、臣下では関白という者が最も尊いとされ
山城州の頭目、信長がこれになっていた。
ある日信長が猟に出ると木の下で眠る者がおり、跳ね起きて衝突しそうになった。
何者かと問い詰めると、名を平秀吉と言い
薩摩州の奴隷で、雄健ですばしっこく口が上手かった。
信長はこれを悦び、馬の管理をさせ、「木下人」と名づけた。
後に重用され、信長のために策を尽くし、二十余州を切り取り、摂津州鎮守大将となった。
参謀に阿奇支なる者がおり、罪を得て、信長は秀吉にこれを討たせた。
にわかに信長は部下明智に殺される所となり
秀吉は阿奇支をまさに滅した時に変を聞き
部将行長らと共に勝ちに乗じて兵を還し、明智を誅したので威名は益々振るった。
信長の三子を廃し、関白を僭称し、信長の衆をことごとく収めたのが万暦十四年である。

やっぱり実際に現場に行くことは大事だよネ!とか
伝聞まる飲みはホント危険だよネ!とか
われわれ現代人にとっても色々耳が痛い話。





920 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/13(金) 17:29:35 ID:rTUmd9rG
>>916
現地に行っても>>846みたいに主観でぶれるしなぁ 
オルガンティーノはいい部分しか見えてないしカブラルは悪い部分しか見えてない
これ書簡受け取るほうは統合するのに大変だっただろ
>>858の虚無の仏教はショーペンハウアーが自分の哲学の補完として利用してるし 
結局自分の考えに都合の悪いものは排除しがちだし都合のいいものには盲目なんじゃない?
現代でも虚偽と主観を排して情報を伝えるってのは難しいことだよな

926 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/13(金) 20:00:28 ID:o6xgyo6l
>>916
明智が二人いるなw

927 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/13(金) 20:09:03 ID:s15Dqw53

>>926
「阿奇支」のほうは荒木村重じゃないかって話があったな。
それでも結構違うんだけどw

929 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/02/13(金) 20:30:34 ID:YFez2ALl
>>927
阿奇支って安芸氏で毛利かな?と、こじつけてみる。

930 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/13(金) 20:48:07 ID:Oj9+nQuT
>>929
俺もそう読んでいた
スポンサーサイト





コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    「安芸氏」だと参謀と言うのが成り立たないよね?
    こういうの見てると魏志倭人伝の記述を根拠にして
    卑弥呼や邪馬台国についてあーだこーだ論争をするのがバカらしくなってくる

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    オーその通りアルよ。卑弥呼は、姫巫女・皇女(どちらもひめみこ)だと思ってるよ。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://iiwarui.blog90.fc2.com/tb.php/1322-9a260cc9
この記事へのトラックバック