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「大友興廃記」より「留守の火縄」

2021年10月14日 15:14

676 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/10/14(木) 00:07:04.42 ID:uGJ2r9Ad
大友興廃記」より「留守の火縄」の話
豊薩合戦の際、薩摩勢の坂瀬豊前守が、朝倉一玄が城代を勤める駄原(だのはる)城に攻めてきた。
もともと物見のための城のため、朝倉は塀や柱を切って城内を焼き、留守の火縄を置いて退却した。
(留守の火縄とは火縄を使った時限発火装置という説があるが詳細不明)
坂瀬はこれを失火と思い、喜んで入城。
朝倉は志賀親次からの援軍を呼び、搦手(からめて)を開け、兵1500で駄原城を囲み、攻め寄せた。
薩摩勢は防戦しようとしたが、城内のものは外側の塀まで焼けてしまっていたため楯になるものがなく、あきらめていっせいに搦手から逃げだした。
しかし伏兵によって大将の坂瀬を含め大勢が討ち取られた。

677 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/10/14(木) 00:28:41.96 ID:uGJ2r9Ad

時限発火装置だとしたら薩摩勢の入城後に焼ける気がする
鳥羽伏見の戦いの時に大坂城に地雷が埋められているのを警戒して新政府軍がすぐには中に入らなかったのはここから教訓を得たから
なわけはないか



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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    斜陽の大友家にあって
    志賀親次、吉岡妙林、朝倉一玄という
    三傑あり

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    吉弘親子「えっ」
    佐伯惟定「えっ」

  3. 人間七七四年 | URL | -

    留守の火縄を時限発火装置とした場合
    朝倉一玄の軍勢が城からこっそり抜け出して暫く後に出火し無人の城が炎上。
    炎上する城を見た坂瀬豊前守は守備兵が失火してしまい慌てて逃走したと油断し入城。
    ところが朝倉一玄は城に火が点いて消えるまでの時間差を利用し援軍まで呼んで準備万端で待ち構えており
    坂瀬勢が城内で戦勝気分でいる所を奇襲し包囲する。
    丸焼けの城は要害として機能しない為に放棄するしかなく
    都合よく手薄な搦め手を発見しそこから脱出を図る。
    ところが朝倉一玄がわざと手薄と見せかけた搦め手には伏兵が配置されていて
    隘路に殺到した坂瀬とその軍勢をことごとく討ち取ったって感じなのかな。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    ※2
    吉弘統幸「えっ、呼んだ!?」

  5. 人間七七四年 | URL | -

    こうしてみると大友衰えたりとはいえまだまだ人材豊富だったことがわかるな

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