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週刊ブログ拍手ランキング【10/28~11/03】

2021年11月03日 17:10

10/28~11/03のブログ拍手ランキングです!


今そ引きる安芸の元就 12

新納忠元は全身から汗を流し悔しがり 12

宗三に同意して長慶を敵になされたならば 10
藤吉郎の時、これに恋愛をなし 10
一体何を咎めようか 9

一刀石 8
「大友興廃記」より臼杵鑑速、聴を誅すること 8
「臆したる仰せかな」 7


今週の1位はこちら!今そ引きる安芸の元就です!
この記事の中にも「元就は歌道が中国においてその名のある人であったので」とあるように、元就の逸話には
歌道についての逸話が多いという印象があります。そういえば古今和歌集の「仮名序」にも、「男女の仲をも和らげ、猛き武士の
心をも慰むるは、歌なり。」とありますので、「猛き武士」を統率する戦国大名として身につけておくべき教養であったのかも
しれません。勿論このお話がそのまま事実であったとは言えませんが、元就という人がこういった印象を持たれていた、
という事は解りますし、大将としてこのような才能が歓迎されていたことも見えてきますね。
殺伐たる戦場において、確かに一時心を慰めている。そんな事も感じた内容でした。

今週は同票でもう一つ!新納忠元は全身から汗を流し悔しがりです!
新納忠元が太平記の中の先祖の活躍を読んで、それまでの意識を改めたというお話。戦国期は太平記が広まった
時代とされ、その歴史観、思想が社会的にも影響を与えていたと言われます。吉川元春が太平記の写本を作った話などは
有名ですね。ここでは太平記が、武士にどのように読まれたか、あるいはどのように読むことが推奨されていたかが
よく見えてくる感じがします。戦国期であれば多くの武士にとって、太平記の中に先祖の関わりが(自称であっても)
なにかしらあったことでしょう。つまり自身につながる一種の神話でも有ったと言え、その先祖に恥ずかしくない、或いは
先祖に負けない働きを成さんと意気を挙げる、この逸話もそうですが、そういった捉え方が多かったのではないでしょうか。
近世初期を「太平記読みの時代」という場合がありますが、それを感じさせてくれる内容だと思いました。

今週管理人が気になったお話はこちら!宗三に同意して長慶を敵になされたならばです!
三好長慶が同族の三好宗三と対立し、宗三に与した主君細川晴元とも対立したお話。この辺りの事は最近出版された
天野忠幸先生の『三好一族―戦国最初の「天下人」』(中公新書)にも詳しいですね。この本、戦国時代が好きな人には
是非読んでほしいと僕も思っていますwこれについて、三好長慶は晴元が近臣である宗三に与することをあらかじめ
計算した上で、それを諫するという口実で主君への攻撃を正当化したのだ、という考え方があり、この時代であっても
主君への攻撃には事前に自己正当化を事前に準備しておく必要があるのだという事が察せられます。これについては
例えば織田信長が足利義昭と対立した時も一緒で、下剋上の時代と言われながらも、実際には当時も社会的倫理観
として、君臣関係とその身分差いうものが厳然として存在したことが見て取れます。そして自己正当化に成功出来た者が、
「下剋上」も成功できたということなのでしょう。そんな事もふと考えた内容でした。



今週もたくさんの拍手を各逸話に頂きました。いつもありがとうございます!
また気になった逸話を見つけた時は、そこの拍手ボタンをおしてやってくださいね!
(/・ω・)/
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