fc2ブログ

関東に下るべきか、それとも大阪城に入るべきか

2021年11月29日 17:22

210 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/11/29(月) 17:00:44.44 ID:NLV3QtN+
或る記に、塙直之(団右衛門)は加藤嘉明の元を浪人した後、左馬助(嘉明)に奉公構を受け、慶長十四年に
出家と成り中国地方に在った所、大阪の一乱(大坂の陣)が起こるということを聞いくと直ぐに
「関東に下り、何方へなりとも付いて参陣しよう。」
と、譜代の家人である山縣三郎右衛門という者を召し連れて近江路まで進んだが、この時
諸浪人が大阪に抱えられているという事を知り

「関東に下るべきか、それとも大阪城に入るべきか」

と迷い、心一決せず山縣三郎右衛門に相談した。すると三郎右衛門は
「はるばる東国へ下ったとしても、諸大名やその従臣数多であり、参陣しても禄は多く貰えないでしょう。
大阪へ行かれれば、歓迎され高知を給わるでしょう。さらに軍功があれば大名にもなれるでしょう。
この理、当然のことです。」
と諌めた。

これに「然らば」と、塙直之は近江路より引き返し大阪に着くと、伝手を以て豊臣家に仕えようと
様々に徘徊していた折に、雲居法師が城に出入りするのに行き合ったが、彼は直之の従弟であったので、
その事を話し、直に城中に入ったという。

新東鑑

塙団右衛門、大阪入城についての逸話



スポンサーサイト





コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    たらこと違って逆張りするにも命懸けやね

  2. 人間七七四年 | URL | -

    そら、武士としては奉公構受けてるせいで普通に雇ってもらえない状況だし、大穴1発逆転狙わざるを得ない状況だからなぁ
    それなりに金稼いでるぴろゆきみたいな当時の茶坊主か文化人的な存在で生活に余裕がある人ではないだろうし

  3. 人間七七四年 | URL | -

    当時のひろゆきみたいな格って誰だろ
    有楽斎あたり?

  4. 人間七七四年 | URL | -

    奴は、へし切長谷部の露と消えたよ

  5. 人間七七四年 | URL | -

    塙団右衛門が関東いってたら上手くいって200石くらいの知行取り

  6. 人間七七四年 | URL | -

    本阿彌光悦は当時のひろゆきにしては血筋と多才すぎるかな?

    やや胡散臭めの虚業上りで成り上がった人となると軍学者とかになるんだろうか?

  7. 人間七七四年 | URL | -

    団衛門はどうあっても粗忽者だからなあ

  8. 人間七七四年 | URL | -

    自分が大名だったら団右衛門雇いたいかと言われると・・・

  9. 人間七七四年 | URL | -

    現代の感覚だと後藤又兵衛や伴団右衛門は雇いたくないよなぁ
    ただ、当時雑兵までに組織力求めるのは無理があるし、こういう人達雇わないと戦闘に使えないんだろうね

  10. 人間七七四年 | URL | -

    加藤嘉明「まず、勝ち目があるかどうかを考えるのだ。」

    塙団「んん~?…ひらめいた!大坂方にすっか!なんかノリで!ウェ~イ!」

    加藤嘉明「…別に、羨ましくはない、別に」

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://iiwarui.blog90.fc2.com/tb.php/13287-0c96bb00
この記事へのトラックバック