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週刊ブログ拍手ランキング【12/02~/08】

2021年12月08日 15:02

12/02~/08のブログ拍手ランキングです!


この湯に浴しただけでも傷が癒えた 12

中々に世をも人をも恨むまじ 10

ただ人に先んずる戦を以て 9
家康公を呪詛し奉るという事を 9

ただちに名付けて「鷺草」と 8
富士の影の山 8

『厭離穢土欣求浄土』の御旗は 7
「名残常盤記」続き 6
吉岡兄弟と宮本武蔵の決闘 5


今週の1位はこちら!この湯に浴しただけでも傷が癒えたです!
有馬温泉での湯治中に、その湯を飲んで急死してしまった黒田家の勇士のお話です。この場合はおそらく、源泉の湯を
飲んだと言うより、自分が浸かっていた湯をそのまま飲んでしまった、ということではないかと思われます。
これが一種の中毒症状とすると、それは雑菌が繁殖する程度に温度の低下した湯であったのでしょう。
また当時の温泉は、現在のように定期的かつ念入りに清掃されていたわけでも無かったでしょうしね。
そもそも衛生観念も違ったと思われます。
江戸期の話ですが、当時の銭湯はやはり不衛生な場所でも有り、流行病のたびにその大きな感染元となって
幕府より営業の休止、停止処分を受けたことが度々あったそうです。
現代では温泉の湯を飲むことは多く行われていますが、それもあくまで衛生基準等に合致したものであり、
当時は、いわゆる生水を飲むのと同じ程度の危険性があったのでしょう。そんな事も考えた内容でした。

2位はこちら!中々に世をも人をも恨むまじです!
いわゆる、甲相同盟の復活と今川氏真の小田原退去についてのお話ですね。この時期の氏真にとって主敵は、今川の
「本国」である駿河を奪った武田であり、北条と武田が関係を復活させれば、刺客など送られなくても小田原には
居たたまれないわけですね。一方で家康は、信玄の駿河攻めの段階で既に武田とは対立関係になっていますから、ここで
氏真が家康を頼るのは、当時の政治的には割と自然なわけです。家康には氏真を北条方へ送った、という責任も
ありましたし、何より氏真の駿河、そして旧今川家臣に対する影響力は、武田への牽制ともなります。
それにしても「中々に世をも人をも恨むまじ、時にあはぬを身の科にして」というのは、心根のよく詠まれた
歌ですね。この歌はこの逸話通りに、小田原退去の際に詠まれたものだと言われていますが、氏真の芸術的な
センスの高さを感じさせるものだと思います。それも含めて、心に残る内容だと思いました。

今週管理人が気になった逸話はこちら!家康公を呪詛し奉るという事をです!
こちらは大阪冬の陣の勃発に際して、三井寺のゴタゴタがそれに巻き込まれた形になったお話ですね。
大阪の陣は幕府が直接動く大きな争乱だったわけで、その機に乗じたい様々な思惑も有ったことでしょう。
このお話もおそらくは、そういった動きの一端で、実際に豊臣家側と繋がったかどうかと言うよりも、三井寺の中の紛争を、
幕府の力を以て自分の優位にもっていきたいという一種の企みではなかったかと思われます。混乱した時期というのは、
一つの大きな事象に様々な思惑が乗っかることで、混乱の拡大が起こってしまうもので、それを早い時期に防げるかどうか
というのも、混乱の収拾にとって大切だったりしますね。このお話もそういった事象の一つだったのではないかと、
個人的には考えています。



今週もたくさんの拍手を、各逸話に頂きました。いつも本当にありがとうございます!
また気になった逸話を見つけた時は、そこの拍手ボタンをおしてやってくださいね!
(/・ω・)/
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