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塩瀬の饅頭

2021年12月08日 18:46

林宗二   
226 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/12/08(水) 17:58:49.31 ID:XBpBchgY
ついでに映画「信虎」に「とらや」中興の祖・黒川円仲の父親で塙直之の義父の黒川新助が出てきたので
(とらやによれば塙直之の妻、桜井右近太夫義胤女の実父)
とらやと同様に饅頭で有名な塩瀬の饅頭の由来を「渡辺幸庵対話」より、なお
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-12889.html
明智光秀と粽(ちまき)の「太閤真顕記」バージョン

でも塩瀬は光秀に饅頭やちまきを提供している。

饅頭屋の塩瀬は元来菊屋というものなり。
(塩瀬総本家によれば応仁の乱後に林家から塩瀬に改めたというが)
昔は饅頭の煉汁は小麦の甘酒にして製せしなり。
ある時、塩瀬が家来、余りの菓子蒸し申し餅米を夜取り違えて甘酒に作りけるを
是非無くそれにて饅頭をしければ色白く風味よくできはやり、これを外にても見習い後には方々にても餅米を甘酒にしける。
その後塩瀬が家来、砂糖に塩を加えてしたてけるに、風味すぐれて塩瀬が饅頭とてはやりいで今に断絶なし。
右、そこつに入ける塩の分量を覚えて毎度加えける。
この塩加減を秘して世に知らせずと語りける。

というわけで家人の失敗が二度重なって白くて風味のある饅頭ができたようだ
一説によれば、関ヶ原でとらやは西軍に、塩瀬は東軍についたため(長篠の戦いでも塩瀬は織田徳川に饅頭を提供したとされる)
塩瀬は江戸にも進出したとか。

227 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/12/08(水) 22:19:23.62 ID:XBpBchgY
渡辺幸庵についての説明をし忘れていたが、130歳まで生きた人物で、柳生但馬守宗矩に免許印可を受け、大坂の陣や島原でも活躍し、インドの霊鷲山まで行ったという人物。
武蔵(竹村武蔵)についても話していて、宗矩より格段に強く、武芸はもちろん詩歌茶の湯碁将棋すべて諸芸に達しているが、
一生沐浴せず裸足で外に出ていたのが第一の瑕疵だとか言ってた。

ついでに京都(山城国)の史跡や名産について書かれた
黒川道祐(1623-1691)「雍州府志」の「饅頭」の項目には
塩瀬家は宋に渡り元の順宗の時代に帰ってきて饅頭を始めた林浄因の子孫と通説通りに書かれてた。
同書では虎屋饅頭の祖三官について中華の投化(帰化)人としているが、
黒川道祐の父親が黒川光信で、虎屋代々の当主が黒川光◯で、苗字と通字が一致しているのは偶然かどうか。
あと「吉岡伝」の作者の福住道祐(1625-1689)と、名前と医師兼歴史家という経歴が一致していてややこしい



228 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/12/08(水) 22:57:03.09 ID:QdMp5CHb
>>227
渡辺は詐話師だからね
ガリバー旅行記
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