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週刊ブログ拍手ランキング【12/30~01/05】

2022年01月05日 14:31

12/30~01/05のブログ拍手ランキングです!


義明はさしもの大将なれども 12

此の如き勇士を妄りに殺すなかれ 9

元亀二年の初夢 7
城には後藤という鋭将がある 7

主人の勝頼は図らずも信長のために自害して 6
合戦には勇み、用心には怯えよ 6


今週の1位はこちら!義明はさしもの大将なれどもです!
第一次国府台合戦においての、小弓公方足利義明討死に関するお話、逸見祥仙の劇的な死に様が心を打ちます。
ここでは足利義明は、非常に勇猛ながら暴悪な人物として描かれていますね。勿論異本小田原記も北条の側から見た
軍記であるので、それと敵対し、更に滅んだ勢力に対しては基本的に手厳しいと考えるべきでしょうが、
義明が良くも悪くも好戦的な人物であったという印象は、古くから有ったようですね。
そもそも古弓公方は、古河公方足利高基とその父足利政氏が争った永正の乱のあれやこれやの中で、僧籍に入っていた
義明が還俗し、兄高基と敵対して房総地域において独立したもので、当初は北条氏綱も、古河公方と対立していた経緯から
これを支持していました。つまり足利義明の立場から見れば、北条こそ寝返った相手だったわけですね。
まあ軍記などで滅ぼした相手の倫理性を殊更にあげつらう場合、だいたいは滅ぼした側に後ろ暗さが有るものです。
そんな事もふと思った逸話でした。

2位はこちら!此の如き勇士を妄りに殺すなかれです!
大阪冬の陣で、小栗又一に付いて斥候を行った河野通重のお話。彼が追放される原因と成った「傍輩闘争の時」というのは、
単純に家中の喧嘩に加担したと見るべきなのでしょうね。そして旗本に戻るためにはやはり武功が必要なわけで、斥候として
それを成すために必要なのが、このお話のような命知らずの行為であったと言うことなのでしょう。
結果として河野家は旗本に復帰し、彼の子である河野通定は長崎奉行、大目付に任じられるなど、幕府の高級旗本として
活躍します。通重の命を張った行為は、家、子孫の繁栄に繋がったという事なのでしょう。またそういった思いを、
大阪方の武士たちも共有していたからこそ、彼の行為に感じ入ったのだと思います。
人間ドラマというものも感じさせる、そんなお話だとも思いました。

今週管理人が気になったお葉な子はこちら!元亀二年の初夢です!
元亀二年といえば1571年ですから、今から451年前の初夢の記録ですね。こういうのは現在夢診断をすると、どんな事に
なるのでしょうか。中世の人たちは夢の内容というものを非常に気にしていたようで、様々な日記類によく見られるのですが、
この多聞院日記にも頻繁に夢のことが出てきます。そして初夢早々というか、初夢だからと言うべきか、非常に自省的な
内容になっていますね。ただ夢に吉凶を見るというだけでなく、そこから何らかの意味や教訓を見出して現実の生活に繋げると
いうのが、中世の人たちの夢との付き合い方だったのかな、と感じます。
それにしても450年も前の初夢を、現在の私たちが知ることが出来るというのは、考えてみれば大変なことです。
記録というものの大切さを、つくづく感じさせてくれます。そんな事を改めて思った内容でした。



今週もたくさんの拍手を、各逸話に頂きました。いつも本当にありがとうございます。
そして今年最初の拍手ランキングです。改めて本年もまた、宜しくお願いいたします。
また気になった逸話がありましたら、そこの拍手ボタンをおしてやってくださいね!
(/・ω・)/

ところで
新年のご挨拶
例年にもまして我が身の危機を感じるのは気の所為でしょうか…w
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