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渡辺が 憂名を流す鴫野川

2022年01月05日 18:23

渡辺糺   
261 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/01/05(水) 16:03:04.54 ID:NKvNGPde
記に、豊臣秀頼の家臣である渡辺内蔵助(糺)は器量世に勝れ、力人に越えていたため、
今日の合戦(大阪冬の陣・鴫野の戦い)にも棟梁の臣と選ばれた。

彼は兵法の達人であり、人を人とも思わず、日頃から広言を吐いており、今日の合戦にも
真っ先に進んだのであるが、幕府方の堀尾山城守(忠晴)らの軍兵がこれに直に懸かって、
前後に当たり左右に激しける勇力に払われて、足を立てることも出来ず追い立てられた。

持たせておいた馬印も一番に逃げ入ったため、人々は皆、渡辺を悪しきと思ったのであろう、
一首の狂歌が書かれ、内蔵助の屋敷の門の前に押し立てられた

『渡辺が 憂名を流す鴫野川 敵に逢うては目も内蔵助』

敵も味方も、これを聞き伝えて物笑いになったという。

新東鑑



262 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/01/05(水) 16:43:35.31 ID:FGjiJTPV
新東鑑の凡例を読むと「記とあるは、難波戦記をいふ。」
と書かれていて
実際「増補難波戦記」にも
渡辺内蔵助糺は器量世に勝(すぐ)れ力人に卓絶たれば今日の合戦にも〜」
とほぼ同じ内容の記事があるな

263 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/01/05(水) 17:27:01.25 ID:/YWcSCEU
器量がいいのに人を人とも思わない態度を取ってるのか
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | b5.M5V.g

    鴫野砦を占領した上杉の大軍を押し返して追撃に移ったところで
    新手の堀尾・丹羽・榊原ら諸隊の鉄炮大筒に側面から猛射され足並みが乱れ
    その隙に体勢を立て直した上杉隊の反撃に遭い撤退
    槍の名手で散々広言していたのに逃げ帰ったのでバカにされたと

  2. 人間七七四年 | URL | -

    >器量がいいのに人を人とも思わない態度を取ってるのか

    この「器量がいい」のは、「人の器が大きい」ではなくて「見目麗しい」のほうでは?
    ハンサムが自分以外を人と思わない、ってのはありがちな設定でないか

  3. 人間七七四年 | URL | -

    ※2
    あ、それで「憂名」と「浮名」が掛かってるのか。「目も内蔵助」も「目も眩む」に掛かってるっぽいし。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    ※3
    おおう、深いな狂歌は。それ見ると「敵に逢うては」の句も皮肉の意味多いですね

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