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週刊ブログ拍手ランキング【01/13~/19】

2022年01月19日 14:18

01/13~/19のブログ拍手ランキングです!


「人殺しだ!」と叫んだ 15

「寛永箱崎文庫」より紅陽法印のこと 14

「箱崎釜破故」より麻井(浅井)四郎左衛門の妻お綱のこと 13
故に我等は、一番に攻め入って 11

林が心中尤も至極である 9
これより盲船の法として 7
六家老はこの様子を見て 7


今週の1位はこちら!「人殺しだ!」と叫んだです!
奈良で川の渡賃をめぐって起こった騒動のお話。中坊秀祐が奈良奉行を勤めていた時期とすると、慶長13年頃でしょうか。
ここに出てくる柴田角兵衛、田村源兵衛兄弟にしても木津の住民たちにしても、紛争を躊躇なく暴力(実力)で解決しようとする
姿勢からは、実に自力救済社会そのものという感慨を持たせてくれますね。そして柴田角兵衛、田村源兵衛兄弟が、
命からがらではあっても、相手が辟易するほどの死傷者を出し、さらに町で人質を取り扱いに持っていくあたり、当時何故に
「武勇」というものが重視されていたかが見えてくる気がします。戦場だけでなく一般の生活に於いても重要なスキルであった
わけですね。考えて見ればとんでもない社会です。一方で木津の町の方も、奉行所の関係者と解ると直ぐに謝罪し詫び状まで
出すなど、自力救済を超える統治権力の浸透も感じさせます。
この時代の有り様を察することの出来るおはなしだと思いました。

2位はこちら!「寛永箱崎文庫」より紅陽法印のことです!
いわゆる黒田忠之の暗君逸話の一つですが、非常に伝奇的で、物語としても面白いですね。
これが事実かどうかはともかく、黒田忠之が容赦なく暗君として描かれるのはやはり、黒田家福岡藩では
6代黒田継高の時に如水以来の血統が断絶した事が大きいように思います。如水系黒田家断絶の因果を
つくった君主として、ある意味何を言っても良くなった、という事なのでしょう。
それにしても大友氏旧臣との因縁を描くなど、このまま小説に出来そうな内容ですね。大友旧臣が忠之の
お気に入りの奇術師がキリシタンであることを暴露するあたりも、色々作為を感じさせますね。
物語として続きの気になるお話だと思いました。

今週管理人が気になった逸話はこちら!林が心中尤も至極であるです!
塙団右衛門の大阪冬の陣における本町橋の夜戦での有り様に対しての、古傍輩である林半右衛門の態度についてのお話。
団右衛門は武人としての鑓働きを忘れたか、ということなのですが、現代で言えば出世して管理職に成ったために、
現場の人間としての気持ちが解らなくなったのではないか、という事なのでしょう。この時代にも管理職、現場という
意識が有ったと考えると、ちょっと面白いですね。そして勇士としての本質は現場での働きにある、という考え方も
見えてきます。
これが収録された『新東鑑』は安永年間の成立とのことで、江戸も後期にはいった頃ですね。
その時代の人々の意識、勇士というものへの考え方も察せられる、そういう内容だと思いました。



今週もたくさんの拍手を、各逸話に頂きました。いつもありがとうございます!
また気になった逸話を見つけた時は、そこの拍手ボタンをおしてやってくださいね!
(/・ω・)/
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