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いぬる いぬる

2022年02月13日 16:06

339 名前:人間七七四年[] 投稿日:2022/02/12(土) 23:28:09.16 ID:nZ1BKNY5
いぬる いぬる

愛媛県今治市阿方にある延命寺は行基菩薩が開いて後、嵯峨天皇の勅願によって弘法大師が再会されたと言われているがその昔は今の延命寺より四キロほど北の近見山の山頂にあり、
現在の場所に移ったのは享年十二年(1727)のことで、都合六度目の移転になるという。

さて、そんな延命寺には寺の梵鐘と御本尊である二尊の明王像についての逸話がある。

戦国の時代、豊後国臼杵の大友の軍勢が乱入して延命寺の梵鐘と不動明王、四大明王の二童子が持ち去られたことがあった。

梵鐘は戦争の際に大友軍が相図に使っていたが、夜がくると決まって自然に「いぬる。いぬる」と鳴り出し、また一説には梵鐘を叩いた際に、
「いぬる」(帰る)「いぬる」(帰る)と言う音色で鐘が鳴ったとも言われ、いずれにせよ後難を恐れた大友方は、舟に積んでもとの所へもどしにやってきた。
ている。
ところがどうしたはずみか大友方が延命寺へ向かう途中に舟が自然に傾いて、梵鐘は海中深く没してしまった。

このため長きに渡って延命寺には梵鐘が無かったのだが、宝永年間(1704-1710年)に新たな梵鐘が作られて今日に至っている。
この鐘も松山藩が徴発して大砲の材料にしようとしたことがあったのだが、城に運ばれて片隅に置かれた梵鐘が自然と「いぬる」「いぬる」と
鳴ったため、元に戻されたのだという。

一方で大友方が梵鐘とともに持ち去った二尊の明王像であるが、こちらは城内に安置して護持を行ったところ夜が来ると奇光を放つので
恐れた大友方によって密かに延命寺のある近見山の麓にある谷へ返されたという。

すると不思議なことに、自然と近見山の山谷がひどく鳴動したり怪しげな光が天を衝くと言った奇妙な現象が重なることとなり、
怪しんだ僧侶がこの二大明王像を見つけて本堂に還座したところ、奇異な現象はぴたりと止んだのだそうだ。

そして、それから寺が火災に罹った時にもこの二大明王を祭っている本堂は火災から免れたそうである。
二大明王はその後いたみがひどく大部分は修理された様子であるが、現在も御本尊として祭られている。

34.不思議な梵鐘と二大明王
https://www.imabaricci.or.jp/%e4%bb%8a%e6%b2%bb%e5%9c%b0%e6%96%b9%e3%81%ae%e4%bc%9d%e8%aa%ac%e9%9b%86/#husigina

340 名前:人間七七四年[] 投稿日:2022/02/12(土) 23:35:40.26 ID:nZ1BKNY5
さて、この話は実はこれで3度目?の投稿となる。
かつて投稿された2つの話

「いや~ん、いや~ん」
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-8422.html

「いぬ~いぬ~」
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-8397.html


この2つの話のうち、「いや~ん、いや~ん」の方は同じ延命寺(四国霊場五十四番札所)の話で梵鐘を盗んだのは長宗我部元親の軍である。
また、「いぬ~いぬ~」の方は讃岐国分寺(四国霊場八十番札所)の話で鐘を取ろうとしたのは生駒一正とされている。

この話では大友氏が盗ろうとした話になっているのだが、一体どれが正しいのやら・・・。

341 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/02/12(土) 23:46:40.10 ID:hTHzdgBs
八十八箇所・五十四番札所の延命寺(えんめいじ、今治市)の
ひとつ前の、五十三番札所が圓明寺(えんみょうじ、松山市)でややこしい
なおその延命寺、元は圓明寺だったらしい

342 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/02/12(土) 23:48:14.32 ID:hTHzdgBs
「いや〜ん、いや〜ん」の方を読んだら書いてあった、失敬




343 名前:人間七七四年[] 投稿日:2022/02/13(日) 09:48:53.33 ID:8Njgkb2G
    __,-─-、__
   (〆-─-ヽ)
    ( ´・ω・` ) 狸じゃ、狸のしわざじゃ!四国だけに
   /  ,r‐‐‐、ヽ
    し l  x )J
   _.'、 ヽ  ノ.人
 (_((__,ノUωU. (酒)

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    ここまで来ると神も仏も妖怪もそんなに変わりがない気がして来た。
    火の鳥の太陽編とか女神転生シリーズがそんな感じだけど

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