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週刊ブログ拍手ランキング【02/17~/23】

2022年02月23日 15:41

02/17~/23のブログ拍手ランキングです!


猫を溺愛する伊達政宗 16

釜ヶ淵の化生 14
殿様というのは、左馬助か 14

蛸釣り陶器のいわれ 13
「伊藤(東)満處と犬の糞」 8
葦毛馬 7

「博多細伝実録」より栗山大膳の武勇 6
この上なお大きな試練が来るならば来い 5
塙団右衛門の討死 5
葦毛の馬についての様々な伝承 4


猫を溺愛する伊達政宗
猫というと、日本では長らく室内で、紐で繋いで飼われていたと云います。それが現在のように基本的に放し飼いするように
なったきっかけが、慶長七年(1602)に、京都所司代が洛中に発布した猫の放し飼い令であるという事は割と有名ですね。
これはネズミ対策だともされますが、逆に言えばそれだけ、猫の有用性というものが認識されていたと言うことでもあります。
この書状の中でも政宗は猫が大きなネズミを捕ったことを褒めており、室内ながら放し飼いであったことが伺えますね。
その上で似合いの首輪などを付けてあげたのでしょう。まさに「猫可愛がり」という言葉を思い出させますね。
また、壮年期までそういったものに興味も見せなかった人が、老年に入って猫や犬などのペットを可愛がるように成る、
なんて話が間々ありますが、このお話からもそういったものを感じなくも有りません。
まあ、もともと鷹狩の鷹などを大事にしていたり、また数々の愛馬の伝承が残るなど、動物を愛でるという事については
特に違和感を持たない人でもあったのでしょうが、どこか「戦国も遠くに成りにけり」という感慨を抱かせる、そんな
内容だとも思いました。

2位はこちら!釜ヶ淵の化生です!
こちらは安芸国吉田に表れた淵猿(河童)のお話。興味深いのはこの時既に、頭頂部にくぼみ(お皿)があり、そこから水が
無くなると力が出せなくなる、という現在に至る河童の弱点が確立している所ですね。このお話が成立した段階では、
誰もが知るような知識だったのでしょう。
また、ここで河童退治をした荒源三郎元重が、それを勲功と考えていないところも面白いですね。古より鵺や酒呑童子など、
怪異を退治することは武士の役割の一つでもあったわけですが、源三郎は、まあ戦場での武功を元就に評価されていない
という、忸怩たる思いがあったのかも知れませんが、怪異を退治したことでの褒美を返上するなど、中世期の武士とは
異なる反応を示し、このあたり、近世の感覚だな、なんて思ったりしました。
妖怪話としても武士の意識の話としても、面白い内容だなと感じました。

今週は同票でもう一つ!殿様というのは、左馬助かです!
こちらは後藤又兵衛基次が大坂の陣の後、伊予に逃げていたというお話です。伊予というのは色々な人が逃亡してくる
場所という認識も有ったようで、なんと武田勝頼も伊予に逃亡し生き延びたというお話があったりします。
このお話で印象的なのは、又兵衛が加藤嘉明に対して「殿様というのは、左馬助か。」と言う所でしょう、
後藤又兵衛が果たして、加藤嘉明の事を「左馬助」と呼べるような関係だったのか、という疑問が先ず出てきますが、
ここではそれが事実かどうかよりも、人々が又兵衛について、加藤嘉明を「左馬助」と呼べるような「格」であった、
と考えていたという事が重要なのでしょう。史実的には、大名である嘉明から見て陪臣にすぎないはずなのですが、
或いは大阪の陣で豊臣秀頼に近侍したことで、世間的に「格」の上昇があったのかもしれません。
そんな事も考えつつ、色々と興味深い記述になっている内容だと思いました。



今週もたくさんお拍手を、各逸話に頂きました。いつもありがとうございます!
また気になった逸話を見つけた時は、そこの拍手ボタンをおしてやってくださいね!
(/・ω・)/
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