03/31~04/06のブログ拍手ランキングです!
氏郷の所労 12
「続片聾記」から「忠直公御乱行の事」 10
「朝野雑載」より信長と蘭丸の話 10
苗字についての本に載ってた話 8
信長明後日爰元ヘ下向也、如何ゞゞ 7
片桐、勘気を免す 6
「高田」の殺生石 5
今週の1位はこちら!氏郷の所労です!
蒲生氏郷が病死に至る記録ですね。氏郷の死は、古くから暗殺説が唱えられていたわけですが、この記事を見る限りは
概ね病死と考えて良いのでしょう。
それにしても、セカンドオピニオンなどと言いますが、こちらの場合は秀吉のお声掛かりがあったとはいえ医師九名。
さすが大名ですね。一方で氏郷は医師に脈を見せないなど、診察に何故か非協力的だったことが見て取れます。
結果的にはこれが病状を悪化させ、氏郷に引導を渡してしまったとも考えられますね。
定期的な健康診断の大切さを、現代人に教えてくれているような気もします。
また、これだけしっかりと記録されている事自体、非常に貴重だともいえますね。
大変興味深い内容だと思いました。
2位はこちら!「続片聾記」から「忠直公御乱行の事」です!
松平忠直は大坂の陣での勇猛さと、その後の多くの乱行で強く印象された人物ではありますが、この内容は凄まじいですね。
暴君譚のテンプレ通りといえばそれまでなのですが、そのテンプレを盛大に全部ぶち込んだという感があります。
このお話の中だけで一体何人殺しているのか。
勿論これが則ち事実というわけでは無いでしょう。コメントにもあるように、中国古典における暴君、狂王をモデルにした
内容であると思います。しかし、こういった事をしかねない人だった、と考えられていたのが面白いですね。
恐らくは歴史の中で彼のキャラクターがこのように膨らんでいったのでしょうが、お話の暗々たる迫力だけでなく、
色々な角度から読むことのできる、面白い内容だとも思いました。
今週は同票でもう一つ「朝野雑載」より信長と蘭丸の話です!
森蘭丸が信長の寵愛を受けた小姓であった、という事は実際には能く解っておらず、現状、信長晩年の近臣の一人、くらいに
認識されていると思います。一方で逸話の世界では信長の寵愛を受ける、賢明なる小姓として、割と早くからお話が
語られていたりします。信長、光秀、秀吉といった武将の一般的なイメージを確立したとも言える絵本太功記では、
信長の寵愛をいいことに君側の奸そのものと言って良い活躍(?)をしており、「森蘭丸」のキャラクターもここで
確立したのではないかと思います。
このお話も含めて、信長が森蘭丸(ただ「小姓」という場合もありますが)になにか頼んでその行動を試す、という逸話は
いくつかあり、このあたりは、ただ信長の好みのみならず、誰であれ主君に仕える場合、どういったことに気を使うべきかという、
ノウハウを伝えるためのお話でも有ったのでしょう。言われたことをやるだけじゃいかんよ、という事でしょうか。
今の新社会人にも、もしかしたら胸に刺さってしまうかもしれません。
そんな事も感じたお話でした。
今週もたくさんの拍手を、各逸話に頂きました。いつも本当にありがとうございます。
また気になった逸話を見つけた時は、そこの拍手ボタンを押してやってくださいね!
(/・ω・)/
氏郷の所労 12
「続片聾記」から「忠直公御乱行の事」 10
「朝野雑載」より信長と蘭丸の話 10
苗字についての本に載ってた話 8
信長明後日爰元ヘ下向也、如何ゞゞ 7
片桐、勘気を免す 6
「高田」の殺生石 5
今週の1位はこちら!氏郷の所労です!
蒲生氏郷が病死に至る記録ですね。氏郷の死は、古くから暗殺説が唱えられていたわけですが、この記事を見る限りは
概ね病死と考えて良いのでしょう。
それにしても、セカンドオピニオンなどと言いますが、こちらの場合は秀吉のお声掛かりがあったとはいえ医師九名。
さすが大名ですね。一方で氏郷は医師に脈を見せないなど、診察に何故か非協力的だったことが見て取れます。
結果的にはこれが病状を悪化させ、氏郷に引導を渡してしまったとも考えられますね。
定期的な健康診断の大切さを、現代人に教えてくれているような気もします。
また、これだけしっかりと記録されている事自体、非常に貴重だともいえますね。
大変興味深い内容だと思いました。
2位はこちら!「続片聾記」から「忠直公御乱行の事」です!
松平忠直は大坂の陣での勇猛さと、その後の多くの乱行で強く印象された人物ではありますが、この内容は凄まじいですね。
暴君譚のテンプレ通りといえばそれまでなのですが、そのテンプレを盛大に全部ぶち込んだという感があります。
このお話の中だけで一体何人殺しているのか。
勿論これが則ち事実というわけでは無いでしょう。コメントにもあるように、中国古典における暴君、狂王をモデルにした
内容であると思います。しかし、こういった事をしかねない人だった、と考えられていたのが面白いですね。
恐らくは歴史の中で彼のキャラクターがこのように膨らんでいったのでしょうが、お話の暗々たる迫力だけでなく、
色々な角度から読むことのできる、面白い内容だとも思いました。
今週は同票でもう一つ「朝野雑載」より信長と蘭丸の話です!
森蘭丸が信長の寵愛を受けた小姓であった、という事は実際には能く解っておらず、現状、信長晩年の近臣の一人、くらいに
認識されていると思います。一方で逸話の世界では信長の寵愛を受ける、賢明なる小姓として、割と早くからお話が
語られていたりします。信長、光秀、秀吉といった武将の一般的なイメージを確立したとも言える絵本太功記では、
信長の寵愛をいいことに君側の奸そのものと言って良い活躍(?)をしており、「森蘭丸」のキャラクターもここで
確立したのではないかと思います。
このお話も含めて、信長が森蘭丸(ただ「小姓」という場合もありますが)になにか頼んでその行動を試す、という逸話は
いくつかあり、このあたりは、ただ信長の好みのみならず、誰であれ主君に仕える場合、どういったことに気を使うべきかという、
ノウハウを伝えるためのお話でも有ったのでしょう。言われたことをやるだけじゃいかんよ、という事でしょうか。
今の新社会人にも、もしかしたら胸に刺さってしまうかもしれません。
そんな事も感じたお話でした。
今週もたくさんの拍手を、各逸話に頂きました。いつも本当にありがとうございます。
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