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秀忠と政宗と酒井忠世

2022年05月26日 16:35

204 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/05/25(水) 23:28:29.94 ID:8WaBkeoQ
槐記享保十年十月二十二日の記事より 秀忠と政宗と酒井忠世

進藤夕翁の話に「台徳院殿の御時、酒井雅樂頭(恐らく忠世)と奥州の政宗が御相伴になって、台徳院殿自らが放った鷹で獲った雁を二人に下されたが、二人ともにその雁を褒めたところ、その時分俳諧が流行っていたのであろうか、『一句詠めるか』とお尋ねあるとすぐさま雅樂頭、
 下さるる 御汁いくたび かえる雁
と詠まれた。御感心のあまり『政宗、脇を付けよ』とご所望あれば、政宗、
 遅き給仕の あたまはる風
と付けると、おおいに面白がられた。『なにとぞ第三句はお上がお付け下さいませ』と二人が申し上げると、
 山々は こぶしの花の 盛りにて
と付けられたとのことです」
家煕様も「昔の人は」と大笑いされたが、三人の性格の違いがまざまざと表れているのは実に驚くばかりだ。



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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    忠世「いただいた雁の汁を何度もおかわりしてしまいました(春先に北へ帰る雁に掛けて)」
    政宗「給仕があんまりまごついてるからつい頭をはたいてしまったよ(春風に掛けて)」
    秀忠「かわいそうに頭が拳骨だらけだ(早春に咲くコブシの花に掛けて)」

    みたいな感じ?

  2. 人間七七四年 | URL | -

    忠世 → リズムとノリの良さがさすが雅樂頭殿!

    政宗 → いきなり何のDQN行為をしでかすか予測できないのがさすが政宗様ですネ

    家忠 → 台徳院様、あなた様がそんなに頑張って他の方に合わせようとしなくても…

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