fc2ブログ

朝野雑載」から知恵伊豆こと松平信綱の話

2022年07月24日 13:53

310 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/07/23(土) 22:04:08.06 ID:46b6DecW
朝野雑載」から知恵伊豆こと松平信綱の話

江戸大火事(明暦の大火)の節、御天守に火が移り焼き上がってしまった。
御城の女中が外に出ようとしたが、道がわからずあわてふためいた。
それを見た伊豆守は御玄関から奥まで畳二枚分の道を空けさせ
「畳のないところをたよりに出られよ」と申されたという。

また伊豆守九歳の時、秀忠公の御機嫌に触れたため、秀忠公に宿直(とのい)袋に入れられてしまい、封をされてしまった。
秀忠公は御台様(江)のもとに袋を預け、そのまま御放鷹に出御された。
伊豆守殿は袋に入っておとなしくしていたが、そのうち小便がしたくなったため「袋を開けてくだされ」と女中衆を呼んだ。
御台様も女中衆も困惑して「将軍様が手づから封をなされたので、開けることはならぬのです。どうしましょう」と言った。
伊豆守は「縫い目をほどきなされよ。それがしを出しなさって、小用が終わればその後にそれがしを入れて元のように縫合なさればいい。」
おのおの名案だと大いによろこんで伊豆守を出した。
伊豆守は小便を終え、また袋の中に入ろうとしたところ
御台様は「将軍様がお帰りになられるまではこのまま遊ぶとよいでしょう。」
とお菓子やその他さまざまな物をくだされ、懇切に遇された。
秀忠公が帰城された時、伊豆守はまた袋の中に入り、女中衆は縫い目を元のように縫合した。
やがて「将軍様御預けのものを御返しください」と御使いが来たため、袋が秀忠公の元に戻った。
秀忠公は袋の中の伊豆守に
「その方、向後忠勤を励むか?」とお尋ねになられ
伊豆守もおそれいって「御奉公、油断なくつかまつります」と申し上げたところ、秀忠公は御手づから袋より伊豆守を出されたということだ。



311 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/07/24(日) 08:29:14.50 ID:Hx8mz+Tr
玉袋だったんだな
スポンサーサイト





コメント

  1. 玉袋がかゆい | URL | -

    信綱茶巾寿司~♪
       ノヽ、
    〃 「"⌒y~゙τ
     くゝo::o< 〉
      Lフ、λ_ト」 ノノ
      ~| ゙"|
       ∪ω∪

  2. 人間七七四年 | URL | -

    袋が喋った!!

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://iiwarui.blog90.fc2.com/tb.php/13610-4a194f7c
この記事へのトラックバック