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むくりむくりと あたまもたくる

2022年08月18日 19:02

338 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/08/17(水) 20:55:57.03 ID:tN2INKCJ
細川の幽斎、ある時(里村)紹巴の所にお尋ねになった時、丁度紹巴は沈酔しており、正体無く
臥せっていた。幽斎はこれを見て、「いかに紹巴いかに」と、二、三度、四、五度起こされたが。
枕を上げてはまた寝、枕を上げてはたどたどとしていたが、目も覚めずむくむくとしていたので、
(目も覚すむくゝゝとしてゐられたれハ)

むくりむくりと あたまもたくる 幽斎

すると

うころもち ありともしらず 野へにねて 紹巴

そのように言って起きられた。

寒川入道筆記

泥酔して寝ていても下の句を読むと咄嗟に目を覚まして句を継ぐあたり流石代表的連歌師



339 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/08/18(木) 21:35:36.85 ID:u/CgpXqt
>>338
本多サド「これが本当のネタフリ」
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    ウロコ持ちって何だよと思ったら
    うころもち(モグラの事らしい)だった

    モグラがいるとも知らずに野っぱらで寝てたら
    下からもっこりもっこりと頭を持ち上げて来よる

  2. 人間七七四年 | URL | -

    >>339殿に座布団一枚。
    いやこのサイト的には、宇喜多家の茶会に参加出来る権利の方が…?

  3. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    巫山戯た遣り取りで面白いなW

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