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秀吉と龍造寺政家、碁の勝負・いい話?

2009年03月18日 00:15

855 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/17(火) 09:54:22 ID:+Xbda2tq
秀吉、九州征伐の折、あちこち行脚、色々な人とあった。
ある日、臣従を誓ってきた肥前龍造寺政家と碁の勝負となった。
この正家、豊後の大友家の御曹司と共通して、少しおつむに難あったとか。

が、正家の数少ない自信は碁であった。
好きであったし結構強かったのである。

ところが秀吉も碁は強かった。
正家を不憫に思い、手加減しながら数時間相手をしてやった後、
結局は負かしてしまった。この頃まで秀吉はよく出来た人であったのである。
竜造寺の家臣は、はらはらしながらもほっと安堵した。

やれやれと秀吉が館を出ようとすると、まだ正家は碁盤をじっと見つめて
敗因を思案中。見かねた家臣がお見送りを進言した。

はっと気づいた正家、あわてて秀吉の後姿を追いかけ全力疾走。

ところが、正家、父親に似て極度の肥満体、走りよるも玄関前の廊下でしこたま
ずっこけ転倒してしまった。

それを見て秀吉はため息をつき、鍋島直茂の顔をじっと見て
「後々までしっかり頼むぞ」とぼそり。




856 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/17(火) 10:02:41 ID:lmBzlNLw
ドリフかよ…

861 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/17(火) 12:55:50 ID:tEidbbi6
>>855
鍋島さん、藩主ではあるけど龍造寺の人達の面倒はしっかりみてるんだよな。
むしろ龍造寺を牛耳り、世間では乗っとりとか化け猫とか言われてるけど
気が付いたら佐賀藩自体が龍造寺一族に牛耳られてるというか。

まあ鍋島さんも龍造寺一門みたいなものだけど。

862 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/17(火) 13:46:43 ID:WpJHAf2n
>それを見て秀吉はため息をつき、鍋島直茂の顔をじっと見て
>「後々までしっかり頼むぞ」とぼそり。
秀吉が同情に耐えない表情で鍋島さんに話しかけている様子を
勝手に想像してしまった…。

主君を立てつつ家中の安泰を図るのも並大抵の苦労じゃなかったろうなぁ。
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    勝茂がもう少し穏当にやっていれば変なこと言われなかったろうに

  2. 人間七七四年 | URL | -

    いい話(秀吉の)じゃないか!

    秀吉が碁をやってたのは知らなかった。
    教えてくれてありがとう。

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