906 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/17(火) 04:56:37 ID:zDhwNhwh
高力小隼人は若年の頃岡崎で、徳川信康に使えていた。
ある時信康が近習達を前に殿守にて
「この中に猛敵の前にあえて出る者はいても、この殿守から飛び降りる者は居ないだろうな。」
と言った事があった。
その殿守、地面から相当な高さにあった。
これを聞いた小隼人、
「ここから飛び降りることなど簡単ですが、敵前での働きは、功を立てご褒美をいただくことが出来ます。
しかしここから飛ぶのは、体を損なうばかりで功になりませぬ。だから飛ばないのです。」
と、申し上げた。
これに信康
「お前の言う事は確かに尤もだが、やはり臆病が出て飛ばないのではないか?」
と、この”臆病”の言葉が聞こえるや否や小隼人、走って殿守より飛びおりた!
大怪我をした。
そして回復まで1年間ほども、かかったと言う。
信康もこの時、骨身にしみて知っただろう。若年のものであっても、三河者にうかつなことは
言えないのだ。そんなお話。
907 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/17(火) 11:25:44 ID:l56PVPU5
一条 房家「飛び降りろなんて酷いよね~。」
908 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/17(火) 13:22:15 ID:ZnhTkfZZ
信幸・信繁「戯れに飛び降りろとか言う人間はサイテーだと思います」
911 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/17(火) 17:32:29 ID:EvUkbKlG
国親「高力殿、もっとこう、膝に力をかけずに降りるのです」
913 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/17(火) 19:42:32 ID:sr9hBImD
>>911
国親しんせつww
高力小隼人は若年の頃岡崎で、徳川信康に使えていた。
ある時信康が近習達を前に殿守にて
「この中に猛敵の前にあえて出る者はいても、この殿守から飛び降りる者は居ないだろうな。」
と言った事があった。
その殿守、地面から相当な高さにあった。
これを聞いた小隼人、
「ここから飛び降りることなど簡単ですが、敵前での働きは、功を立てご褒美をいただくことが出来ます。
しかしここから飛ぶのは、体を損なうばかりで功になりませぬ。だから飛ばないのです。」
と、申し上げた。
これに信康
「お前の言う事は確かに尤もだが、やはり臆病が出て飛ばないのではないか?」
と、この”臆病”の言葉が聞こえるや否や小隼人、走って殿守より飛びおりた!
大怪我をした。
そして回復まで1年間ほども、かかったと言う。
信康もこの時、骨身にしみて知っただろう。若年のものであっても、三河者にうかつなことは
言えないのだ。そんなお話。
907 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/17(火) 11:25:44 ID:l56PVPU5
一条 房家「飛び降りろなんて酷いよね~。」
908 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/17(火) 13:22:15 ID:ZnhTkfZZ
信幸・信繁「戯れに飛び降りろとか言う人間はサイテーだと思います」
911 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/17(火) 17:32:29 ID:EvUkbKlG
国親「高力殿、もっとこう、膝に力をかけずに降りるのです」
913 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/17(火) 19:42:32 ID:sr9hBImD
>>911
国親しんせつww
スポンサーサイト
コメント
人間七七四年 | URL | -
赤沢「怪我するなんてみっともない」
( 2009年09月29日 22:00 )
人間七七四年 | URL | QPNeH1mQ
阿部「そういうときは傘を用意するものだ」
( 2011年05月03日 20:38 [Edit] )
コメントの投稿