53 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 13:18:01 ID:2N/haAV3
小栗又一さん、憤る。
大阪の陣で使番として、なんのかんのでちゃんと働いていた小栗又一。
ところがどうも、中間の若い連中が気に入らない。
「俺が使番として行く場所に、たどり着かないような奴がいるんだぜ。
全く中間の連中はふがいない。」と、憚りもせず言った。
それを聞いた中間の山木新五、当然怒った。
「又一殿!中間の面々にまとめて悪口をするとはどういう事ですか!しかも我々中間は、
あなたの悪口など言った事が無いと言うのに!」
「なにを!?」「なんですって!?」
そんなわけで口論になり、これは喧嘩になると周りが騒ぎ始めた所に、本多正信がやってきた。
満面の笑みで。
「いやはや、各々方はご奉公の大切さをよく分かっているがゆえに、互いに吟味を成して、
それぞれを高めあおうとしているのですな!実に結構。
ささ、どうぞ存分に争ってくだされ!」
こう言われて又一と新五、却って口を閉じ黙ってしまい、口論も終わったとのことである。
正信、してやったり。
54 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 13:36:27 ID:Ea9acGot
さすが佐渡どの、三河武士の扱い方をわかってらっしゃるw
55 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 13:49:41 ID:6jNXv6gp
正純にゃできん芸だろうなw
小栗又一さん、憤る。
大阪の陣で使番として、なんのかんのでちゃんと働いていた小栗又一。
ところがどうも、中間の若い連中が気に入らない。
「俺が使番として行く場所に、たどり着かないような奴がいるんだぜ。
全く中間の連中はふがいない。」と、憚りもせず言った。
それを聞いた中間の山木新五、当然怒った。
「又一殿!中間の面々にまとめて悪口をするとはどういう事ですか!しかも我々中間は、
あなたの悪口など言った事が無いと言うのに!」
「なにを!?」「なんですって!?」
そんなわけで口論になり、これは喧嘩になると周りが騒ぎ始めた所に、本多正信がやってきた。
満面の笑みで。
「いやはや、各々方はご奉公の大切さをよく分かっているがゆえに、互いに吟味を成して、
それぞれを高めあおうとしているのですな!実に結構。
ささ、どうぞ存分に争ってくだされ!」
こう言われて又一と新五、却って口を閉じ黙ってしまい、口論も終わったとのことである。
正信、してやったり。
54 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 13:36:27 ID:Ea9acGot
さすが佐渡どの、三河武士の扱い方をわかってらっしゃるw
55 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 13:49:41 ID:6jNXv6gp
正純にゃできん芸だろうなw
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コメント
人間七七四年 | URL | -
これは正信のいい話か さすがとしか言いようがないな
( 2011年04月15日 22:38 )
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