FC2ブログ

竹中半兵衛と織田家の歴々・いい話

2009年04月23日 00:13

928 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/22(水) 00:13:04 ID:qFkDF/2M
竹中半兵衛は若くして軍略の巧者と、世間で持て囃されていたそうだ。
柴田勝家や滝川一益と言った歴戦の面々は、どうにもこれが気に入らない。

半兵衛が中国の秀吉の使者として、信長への状況報告のため京に上った折
それを待ち構えた柴田たちが、「そなたに一献差し上げたい」と、無理に竹中を自分達のいる部屋に
連れ込んだ。

『竹中半兵衛、何ほどの事やあらん、軍略に付いて、やり込めてやろうぞ』
との魂胆であった。

さて、半兵衛に柴田が言う
「この度中国においての毛利家との対陣の様子、秀吉の考えなどを聞かせて頂きたい。」
しかし竹中
「私は秀吉殿の考えなど聞かされておりません。よって何事も申し上げることはありません。」

「では秀吉の考えはさて置いて、竹中殿、お主は中国戦線の状況をどのように考えるか、
それを語っていただきたい。」

これには半兵衛やむを得ず、毛利家の軍事能力、織田方の対処方針、双方の思惑などに付いて
彼の分析を語った。それから

「私はまだ信長様に秀吉の使いの趣を報告しておりませぬ。こちらを先に済ませてまいりますので、
失礼いたします。」と、出て行った。

半兵衛が行った後、その場にいた柴田、滝川、丹羽、佐久間と言った歴々は、
「竹中とは、聞いていた以上の男だ。彼の中国戦線に対する状況分析と展望には、
文句のつけようが無い。軍略の才能と言うのは、合戦の経験で測れるものではないのだな。」

そのように感嘆した、とのことである。





スポンサーサイト





コメント

  1. 333 | URL | Qu.O31e.

    半兵衛の分析を聞いて○付けて肯定したってことは、柴田も滝川、丹羽、
    佐久間もそれなりに毛利をちゃんと分析してたってことだよなあ

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://iiwarui.blog90.fc2.com/tb.php/1897-2b4d094f
この記事へのトラックバック