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坂崎直盛と桑島某の家来・悪い話

2009年05月05日 00:07

195 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/04(月) 00:54:20 ID:gCzf1ljY
ある時、坂崎直盛が、同じ馬好き仲間の桑島某という者を見つけ挨拶をした。

その時の四方山の話をしているうちに、桑島はこんなことを言い出した。

「今、私の家来の中に、成敗したい者が一人いるのだが、この者身動きが俊敏で、
いざ成敗しようとすればそれに抵抗し、私や家来達にも多く被害が出るのでは、と思い、
私のような小身の身で、そのような被害を受けてはたまらないので、
我が本意は未だ遂げられずにいるのですよ。」

直盛、この話を目を輝かせて聞いた。彼はこんな話が大好きだ。
何故ならそれが坂崎直盛だからだ。

「桑島殿!その家来を私の下によこしなさい!私が代わりにそ奴を成敗してくれよう!」
「え?」

直盛のテンションはどんどん上がる。
「よろしいな!いや、もしよろしくないなどと言うのなら、今後あなたとは絶交させていただく!
さあ、よこすのか!?絶交いたすか!?」

「そ、そう言うことなら…」
桑島、半ば強制的にこれに同意させられた。

さて、数日後の明け六つの時分、桑島から、かの家来が使者として、書状を持ってやってきた。
直盛、小姓一人を連れ、屋敷の門の外でこれに対面し、書状を開くと、使者の方を見て、言った

「この書状には、お前を成敗せよと書いてある。」

かの家来、それを聞くや否やすばやく逃げ出した。なるほど、言われた通り俊敏な男だ。
直盛、小姓より刀を受け取り、それを手に追いかける。そして肩に手を負わせるが、
なだらかな坂になっている場所で両人とも転ぶ。
先に立ち上がったかの家来は、直盛に二箇所の手傷を負わせるが、直盛そこに踏み込み、
一刀で討ち取った。

大名自身による代理殺人と言う、いかにも坂崎直盛らしいといえば、らしいお話。




200 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/05/04(月) 22:38:38 ID:2TkVjigJ
>>195
なんかそんな昔話なかったか。
お礼に宝物をあげるから手紙を届けてくれって言われて、
こっそり手紙を見たら「こいつを殺して食え」って書いてあったってやつ。

202 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/05(火) 01:03:54 ID:QTLRu64D
>>200
あったあった
小さい頃まんが日本昔話で見たことあるw
かなり不気味な話だった

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    ※200の話は今昔物語だったかな?
    その手紙を見るように勧めてくれた人が
    「手紙を配達した人に宝物をあげてください」と書き換えてくれて、
    命が助かった上にウハウハになるというお話。

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