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秋田実季と小浜の羽賀寺・悪い話

2009年05月06日 00:15

209 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/05(火) 18:53:33 ID:pWNm91+1
秋田実季が大事にした寺に、小浜の羽賀寺がある
このお寺、戦国期には収入が途絶え、本堂の再建もままならなくなった
つてを通じて頼ったのが実季で、実季は秋田の木材を寄付して再興に尽くした

さて、実季は宍戸に移っても、毎年米五十石を贈り続けた
朝熊に流された後も、書状を交し合い、蟄居暮らしの慰めとしていたようだ

もちろん、仲の悪い跡継ぎ・俊季がその想いを引き継ぐわけがない
まず、俊季は米五十石を、五十石分の金子に替えて寄付した
そして三春へ転封となったのを機に、一気に金子十五両まで切り下げてしまった

実季の憤激ぶりは、羽賀寺に送った書状から読み取れる
「米を金子に替えたのは、俊季側近の秋田四郎兵衛らのたくらみだ。
 寺ではあくまで現物で受け取れるよう主張すべきである」
「寄進は一年でも中断すれば、そのまま断絶されるだろう。注意してもらいたい」
「十五両に定めたのは四郎兵衛の謀だ。
 年寄(重臣)どもはことごとく、我らの敵になっている」

実季の晩年は心安らかでなかったようだ




218 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 16:30:52 ID:XjHuSPD/
>>209
主題とは全然関係のない話だけど、当時って現金よりお米の方が重く見られてたんかな?
金子でもらったほうが使い勝手良さそうな気がするけど…

219 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 16:46:44 ID:I3i/Dq9j
金子もらっても結局そのお金で米を買うんだろ?
しかも米持っている農家はそんな使い道のないものと物々交換に応じてくれない

225 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 17:52:12 ID:/ev1J0JT
>>218
当時は時期や地域によって、米価の差が大きかったらしいんで
米を売却したほうが利益出たのかもしらんね

230 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 20:06:42 ID:YuRpRtaC
>>218
ちょっと乱暴だけど現代人的には
お米→現金
金子→証券、株券、ポイントカード
とイメージすればよろし。
便利だが、いざという時に役に立つのは・・・。

231 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 20:33:00 ID:gu/2pR/R
「米三十石」は本来どこかの土地を寺領として与えるべきところを
米の現物支給にかえたものだった
(所領を持たない中下級武士の俸禄みたいな感じ)
だから簡単には削れない既得権益のようなもの

ところが「三十石相当の金子」だと米=土地と切り離されて、ただの寄付金の扱い
与える側の都合で削れるものになってしまった

……と思いながら読んでいたのだけど、違うのかしらん

232 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/06(水) 20:35:18 ID:gu/2pR/R
三十じゃない五十石か

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    晩年の逸話は読んでてもの悲しくなるものが多すぎるお…

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