FC2ブログ

井伊直孝、「百万石のお墨付き」に・悪い話?

2009年06月16日 00:01

309 名前:1/2[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 21:53:22 ID:M69uP2YT
まとめになかったので空気読まずに投下。既出だったらごめん。
政宗の話が多くて嫌な人はスルーしてね。


井伊直孝が幕府の執政を行っていたとき、伊達家より訴えがあった。
関ヶ原の際、家康にもらっておきながら反故にされた
「百万石のお墨付き」、これはまだ有効であるから
伊達家の領地を百万石にしてくれ、と
政宗が言い出したのである。

幕府の老臣たちは困った。
大神君(家康)が書いた御誓文だから無下にも出来ない、
しかし秀忠様にも却下されたのになんで今更…
すると井伊直孝は涼しい顔で、「私に任せてください」と言い、
伊達屋敷に向かった。

政宗と対面した直孝、その御誓文をぜひ見たいと願い出た。
政宗が御誓文を取り出すと、直孝は
「なるほど確かに大神君の御神筆です。これほどの証拠もありますまい」と言う。
そして直孝はおもむろに御誓文を 破 り 捨 て た 。

310 名前:2/2[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 21:54:06 ID:M69uP2YT
「昔でしたら百万石どころか、二百万石だって
 大神君は賜ろうと思し召したでしょう。しかし、今は太平の御世です。
 どこに伊達殿に差し上げるべき土地があるというのですか。
 このように公私において無益の難儀を起こしても意味のないことです」

理路整然とした直孝のものの言いように、
政宗も周りの者も、気迫に飲まれて誰も何も言えなかった。
政宗はいくつか言い訳したが、結局「伊達家をこれからもよろしくお願いします」とか
なんとか言って、この件は不問に付された。


しかしこの話、おかしな点がある。
この事件が起きたとき、将軍家光はすでに没し、
家綱の時代だったというのである。
当然政宗はとっくに死んでいる頃である
(政宗は家光にも百万石を却下されたらしい)。

創作なのか出典元の筆者の勘違いなのかわからないが、
政宗も直孝も、実際にやりかねないあたりがさすが、という話。





311 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 21:59:18 ID:pyJ+St0i
政宗に限らず、この手の「家康のお墨付き」伝説って、結構いろんな家に残ってるんだよね。
どっかの譜代の家で、家康のお墨付きがあったおかげで実際に改易免れた家があったな。

312 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 22:31:00 ID:zMJd7QUq
>>311
榊原だっけ?

314 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 22:46:17 ID:pyJ+St0i
>>312
そうそう!思い出した榊原政岑だ!
吉原で遊びまくって花魁の身請けまでして、吉宗に改易されかけたけど、
権現様お墨付きのおかげで転封で済んだんだよね。

315 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 23:11:58 ID:yoJx9KH/
wikipe見てきたが、転封されたあと倹約に目覚めてあれこれやったけど31で死んじゃったのか。
なんとも微妙な生涯だ。
生まれつきの貧乏性だったのかのう。

316 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 23:16:13 ID:zXBQ1aEh
>>314
こいつ本来は1000石の旗本次男坊であったはずが、あれやこれやで15万石の大名になったが、
どうも旗本次男坊のノリが抜け切れずにああいう御乱行

転封喰らった後はまともになったが、覆水盆に返らず

317 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/15(月) 23:19:57 ID:4wZR9JZt
転封後それまでの悪行を改め、逆に名君と言えるほど精力的に政務に当たったものの
僅か一年で急逝か。
惜しいな、もう少し長生きできたら後世に良い意味で名を残せたかも・・・。

318 名前:人間七七四年[age] 投稿日:2009/06/16(火) 00:23:52 ID:rsD+Muxb
あれ?伊達政宗への「百万石のお墨付き」って、現存していなかったか?

319 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/16(火) 00:28:10 ID:aWar1BTg
政宗がそのお墨付きを今更ながらに持ち出して
100万石にしてくれって言った
と言うのが作り話ってことでしょ?

328 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/16(火) 10:15:09 ID:eLTYyzHc
>>311
関ヶ原後、毛利さん家に下した減封令とかね。

「ウチは東照神君から防長二国安堵のお墨付きを貰うとるんじゃけえのう!」
解釈のしようつーか、負けてもタダでは起きない戦国生き残り組の強かさを示す話よね

329 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/16(火) 12:20:34 ID:OycoQnO1
毛利はむしろ領地安泰反古にされて大減封じゃなかったか?

330 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/16(火) 14:12:42 ID:0Rzgeowf
>>329
そこから先の話よ。
これ以上減らす?うちには神君のお墨付きが…
転封ですとな?うちには神君のお墨付きが…

331 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/16(火) 14:24:13 ID:5JzJZXEc
おおっなるほど!情報㌧です。´・ω・`)ノ

332 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/16(火) 16:18:55 ID:VU/OtN0v
まあ吉川のせいでもあり、吉川のおかげでもあるな。


スポンサーサイト





コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    星新一のショートショートに
    文書保存係り同心が内職で公文書偽造してて
    神君お墨付きを偽造して改易をまぬがれる
    はなしがあったなぁ

  2. 人生七十四年 | URL | -

    「紙の城」ですね
    単行本「殿様の日」に収録されてます
    戦国とは離れますが忠臣蔵の話もお勧めです

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://iiwarui.blog90.fc2.com/tb.php/2241-515ffb97
この記事へのトラックバック