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蒲生氏郷が徳川家康に望んだ物は

2009年07月01日 00:04

925 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/30(火) 19:39:24 ID:ylMnpnBD
会津転封を命じられた蒲生氏郷は途中、江戸城に徳川家康を訪ねた。
家康は精一杯のもてなしで氏郷を迎え、彼に語った。
「これからは近き国同士、何事も申し合わせて行きましょうぞ。ついては、お近づきの印に
餞別を差し上げよう。何でもお望み下され、できる限りの事をしますぞ。」

家康の好意に、氏郷は言った。
「にわかに大大名となるに及び、かなり支度を整えましたので不足の物はありませぬが、
せっかくの仰せゆえ、一つ所望いたす。
ただいま座敷に通されし時、色黒の老人が朱鞘の大脇差を脇に置き、平伏していましたが
あれは何者でしょうか?近ごろ見かけぬ面白き男振りなれば、わが家臣に申し受け、
会津に連れて行くことができれば、かたじけなく存ずる。」

「なぁに、その程度易きことにござるが、あの者は板垣信形の草履取りだった卑しき者。
さらに信形のせがれは不調法により信玄に成敗を受けたが、あの老人はそのころ
曲淵庄左衛門と名乗り、士分となって奉公しておった所、信玄を主の仇としてつけ狙った
ほどの無分別者。
貴殿が召し使われても、何の御用にも立ちますまい。」

家康の答えに、氏郷は笑った。
「筋目も分別も年齢も、私は構いませぬ。が、家康殿がそこまでかばうご寵愛の家臣と
見えたる以上、ムリに所望もなりますまい。
なるほど、あれが曲淵吉景にござったか・・・まあ、ならばせめて昔語りなど聞かせては
下さらぬか。」

これは家康も快く応じ、庄左衛門が宴席に呼ばれた。彼の語る信玄・勝頼二代の物語に
宴席の一同、時を忘れて過ごしたという。


以上、岩淵夜話より工場長相変わらずの人材コレクター及び権現さま家臣を愛する話。




926 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/30(火) 20:18:46 ID:HPM+4acS
み、見てみたい・・・
面倒くさい三河武士の棟梁に無分別と言われてしまうこの男が
工場長に再生されて真人間になった姿を

927 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/06/30(火) 20:27:34 ID:ou5bFlj/
曲渕ってそんな逸話もあったのか 知らなかった
むちゃくちゃなクレーマーなのは知ってたけどw


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コメント

  1. 名無しさん@お腹いっぱい。 | URL | -

    どっかに違和感があると思ったら「賤しき」か。
    まぁどうでもいいけど。

  2. 人間七七四年 | URL | -

    最後のレスはなんで途中で切れてるの?

  3. まとめ管理人 | URL | wZ.hFnaU

    ごめんなさい。直しておきました。

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