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島津日新斎、「隠居したので、和平をしよう」

2009年07月03日 00:05

892 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 17:54:48 ID:zXXsDgBn
島津貴久が薩摩を統一し、大隈の統一や日向進出も夢ではなくなり始めていた頃、
隠居の島津日新斎は、伊東氏に和談の使者を送り、口上を述べさせた。

「両家の合戦はいつ果てるともなく続いていますが、近ごろ伊東義祐殿は
隠居なされたと聞きました。私も隠居の身です。この上は和睦いたしましょう。」
使者は義祐に目通りが叶い、馳走を受けて帰された。

伊東家では提案を受け入れることが決まり、今度は伊東家から返答の使者がやってくる。
ところが日新斎は、鹿児島に到着した使者と会わなかった。
家臣の伊集院"鶴の吸い物"忠朗に接待を命じたのである。伊集院は使者にこんな口上を述べた。

893 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 17:55:48 ID:zXXsDgBn
「伊東殿は人数を損ずるのもお構いなしに、あるいは城攻め、あるいは野戦を
望まれるようですな。
島津は違います。当家は一人が死ねば万人の憂いと思いますから合戦は好まないのです。
こうして裃を着て国を治めております。」

幸い使者が騒ぎ立てることもなく、この和談はひとまず無事に成立する。
この後、使者は坊津一乗院へ案内され、3日滞留したが、
そこの僧侶がひそかに耳打ちした。
「日新公が何を言ったか知らないが、薩摩は武略をもって国を治めます。
油断するなと伊東殿に言いなさい」

ちなみに最初の使者が来たとき、伊東義祐は家臣にこう言ったという。
「島津の謀略だな。そろそろ日向を攻めるつもりだろう」
日新斎が義祐に持ちかけた和睦の真意は、宣戦布告にあったのかもしれない。

肝付の件といい、戦国の外交は一触即発、という話。





894 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 19:21:29 ID:TyMYR7p+
薩摩統一の定義って難しいな。オレの中での薩摩統一は、一切の抵抗が潰えた
元亀元年なんだけど、wikiじゃ天文20年頃になってる。
でも伊東義祐が隠居したのは永禄3年だからそれくらいになるのかね?

901 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/02(木) 23:34:33 ID:jzZEhxxA
薩摩はおっかねぇ

935 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 22:42:09 ID:8eWNYXGi
>>893
この話だけ聞くと日新斉とはる程の切れ者ぽく聞こえる義祐
まさかの堺の浜でntrjini

941 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:35:49 ID:6Tj5LVC2
>>935
長男が夭折するまでは名将と呼んでいいんじゃないかな。
夭折後は嗜多に過ぎるけど君主としてはまあまだ大丈夫。
でも、家督を譲ってた次男が死んでからは京かぶれのダメオヤジに成り下がりました。

942 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:39:58 ID:JReTEyFn
日向四八城って伊東義祐の頃にほぼ完成したんだっけ。
48も城を築けるくらいの国力があったのか、
48も城を築かなければならないほど統治に苦労していたのか…
どっちなんだろうね。

943 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:41:44 ID:xfrriSAf
やっぱり息子を亡くしちゃうと気力も萎えちゃうんだろうねぇ
大内や長宗我部もそうだし

971 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/04(土) 11:03:39 ID:nk5gA0yM
>>942
伊東家が作った城ばかりじゃないよ。財部城(現:高鍋城)とかは元々
土持氏の城だったし。
鎌倉時代から日向にいるわけだから城も増えて然るべしじゃないか?
あと、伊東は島津とはやや違うものの外城制のような形だったはず。
城と城の間の距離が短く、ネットワーク化してた感じ。

972 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/04(土) 11:32:31 ID:OzFaqpf3
まだムラがなかったのかと思ってた。
まぁ、さすがに宮崎でも戦国の頃ならムラぐらいあるか。


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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    多数の豪族を支配下にしたってことだろ

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