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元和元年、薩摩と大阪諸将とほっかむり

2009年07月27日 00:08

803 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 22:37:20 ID:e4j3zuz/
女装じゃないけど美貌の武将でお話を一つ。

元和元年、浪人の集団が薩摩を訪れた。
その話は既出だろ?と思わずにもう少し聞いて欲しい。

この面々は
・後藤又兵衛基次
・薄田隼人兼相
・木村長門守重成
・大野治長

そう、大坂の陣における大坂方の主要メンバーである。
お前ら城ごと落ち延びてきたのか、と家久(悪)も心の中でツッコミを入れただろうが
真田親子や秀頼同様に匿うことにした。かと言って、人の多い城下に集団で匿うのは危険である。
そこで家久(悪)は彼らを人もまばらな場所に分けて匿うことにした。

・後藤又兵衛は揖宿へ
・薄田隼人は鹿屋へ
・木村重成は加治木へ
・大野治長は谷山へ

といった具合である。大野治長を秀頼と同じ谷山に匿ったのは家久(悪)なりの気遣いであろう。

さて、木村重成である。彼が匿われた加治木は義弘の隠居先でもあった。
義弘は大坂で奮戦したこの若者を気に入り、相応の待遇で召抱えた。

とはいえ天下は既に徳川のもの、豊臣家は滅んだのである。
召抱えるに当たって義弘も近臣も非常に気を使った。
偽名はもちろん、加治木に住むに至った氏素性までも用意(捏造)した。
ここまでしてくれた義弘に重成は誠心誠意仕えたが、
町の者達から自分に好奇の目線が向けられていることに感ずいた。目線の主は町の娘達であった。
そう、言うまでも無いくらい有名な重成の美貌が町娘達の視線を集めてしまったのだ。

万事抜かりなく匿ったつもりの義弘だったが、良くも悪くも武辺者。
彼と近臣達には「重成の美貌は衆目を引く」という考えが見事に欠落していたのだ。
町人の視線を集めるだけならよいが、そこから正体を勘ぐられては元も子もない。
かくして重成は人目を避けて夜に出仕して朝に帰り、やむなく日中に出歩くときは
ほっかむりをする破目になったという(それはそれで怪しまれるであろうが…)

そんなわけで真贋はともかく、今も鹿児島には大坂の陣の面々の墓があったりするのである。




804 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 22:47:59 ID:+aA/Wswf
薩摩と大阪城の間にどこでもドアでも有るんだろうか?

805 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 23:04:27 ID:hCsz20E6
まあ、逸話だな。
イケメンは罪って事とうっかり義弘。

806 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 23:06:10 ID:hCsz20E6
逸話じゃねーや、講談とか伝説とかだった。

807 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 23:21:51 ID:GAF3w+Ao
普通に出歩いてる美形より
ほっかむって歩いてる美形の方が
忘れられないインパクトになりそうな気もする

808 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 23:48:26 ID:7grlmr01
頼朝さんなんてイケメンで天下取ったようなもんだけど・・・。

809 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 23:50:28 ID:KwX+BGZI
突然やってきたイケメンが都会の洗練された物腰してりゃ放っておかれないわな

937 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/30(木) 21:30:14 ID:jy49l2lM
>>803
遅レスな上に自分のコメントへのレスで恐縮ですが…
こういう講座があるそうです。

【大坂方の薩摩落ち伝説について】
ttp://open.gakushuin.ac.jp/course/detail/2009/B/S03/

秀頼、真田幸村、木村重成たちの薩摩落ち伝説が題材だとか。
島津家の現ご当主が講師をなさるとのことです。

ご当主直々に戦国時代のお話が聞けるそうなので興味のある人は行ってみてはどうでしょう。


938 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/30(木) 21:35:52 ID:VIQJFOj2
>>937
こんな講座があるのかー。しかも講師は島津宗家の人かよ!すごいなー。
さすが学習院だ。



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