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長宗我部国親、妻の侍女に

2009年07月27日 00:11

789 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 17:47:12 ID:S0qm7Def
ある日、長宗我部国親が婿の本山茂辰に書状を出した。
「実は、わしの妻が嫁に出した娘に会いたいと言っておる。わしも一度ムコ殿にあいさつ
したいと思っているのだが周りがうるさくて、公式には出かけられそうもない。
そこで妻と輿に乗って忍んで参りたいが、ご都合はどうだろうか?」

信長と道三の逸話にもあるように、政略結婚の多いこの時代、暗殺等を警戒して舅と婿が
会わない事もあった。国親の書状を見た茂辰は、
「よくぞ本山家を信頼して下さった。そういう事なら、重臣たちにも知らせぬようにして
お会いいたそう。」と、これを受けた。

国親が茂辰の城に来た当日は、人を遠ざけて宴が設けられ、翌日は能の興行が催された。
能の最中、国親の妻の侍女が陪席していた本山家の家臣の名前を、側にいたお局に
聞いて書き留めた。

「さて、明日のお慰みには、何を致しましょうか?」茂辰が聞くと、
「このような席には似合わぬ申し出だが、相撲見物が見とうござる。」国親が答えた。
ただちに高札が立ち、本山領内の腕に覚えのある者たちが集められた。
当日相撲が行われると、また国親の妻の侍女がお局に
「本山さまの直参の侍はあのうち、どなたでしょう?」と聞いて回った。

全てを聞き終えた侍女は、含み笑いをした。「希代の幸せかな!」
実はこの侍女こそ国親の変装で、滞在中は影武者と入れ替わりずっと女装していたのだ。
岡豊に帰った国親は、
「さてさて、あの城の普請は驚くばかりだ。その上、家臣どもの家構えも結構なものだった。
しかし、書き留めてきた侍どもは、当家の大身・小身いずれと比べても器量が勝った者は
家老の吉井修理の他にいない。
それゆえ、いつ本山と合戦になっても恐れる事はあるまい。心安く思っているように。」
そう重臣に語ったという。

策略としちゃ悪くないと思うが、そんな事だから息子が「姫和子」とか(ry





790 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 17:53:40 ID:KwX+BGZI
親子揃ってよほど端正な顔立ちだったんだろうか?

791 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/07/26(日) 18:12:22 ID:6QMo6Tk1
>>789
女装国親>>>>>超えられない壁>>>>>>>吉川元春妻

おや、こんな時間に宅配便ry

792 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 18:57:20 ID:7i2CNeya
本山「あの侍女どう見ても舅殿だよなぁ…。
   でも、指摘したら斬られそうだし…。よし!
   皆の者!絶対指摘するなよ?するなよっ!」

793 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 19:00:58 ID:e4j3zuz/
>>792
本山さんの良い話しじゃないかwww

794 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 19:06:52 ID:6qxfybLC
>>789
神話の昔から女装男装TS大好きな国民性だょな・・・('A`) リボンの騎士とかもさあ

こんなだから前田玄以「ちゃん」にお説教されてまうんやー

795 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/07/26(日) 19:12:57 ID:6QMo6Tk1
>>794
なんとなく、花慶での玄以の女装姿を想像してしまったw


796 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/07/26(日) 19:31:52 ID:vpLAsyRc
革新の国親の顔グラみてふいたwww

800 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 20:40:47 ID:gqhoTd8o
>789殿
MSZM「時に宮内少輔どのの仇名は“姫若子”ではごさいませんか?」

サドの守「そのような瑣末なこと、わざわざ指摘せずともよいではないか!('A`)ウチノセガレハ...」


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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    なぜ俺はこんなキメェ話をセクハラでウヒヒな話だと思って見てしまったんだ…orz

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