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古田織部、利休の疵ものの蓋の茶入を

2009年08月13日 00:08

300 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 10:47:42 ID:BU6wJ/+b

千利休が職人に茶入の蓋を作らせたが、出来たものはヒビの入ったような疵ものに
仕上がってしまった。職人は急いで作り直そうとしたが、利休はそれを止めた。
「いや、これはこれで面白い。このままで良い。」

ある日利休は古田織部を招いて茶会を開いたが、その時に例の疵ものの蓋の茶入を
使い、疵の上に茶杓を置いて隠し、点前を進めた。
茶会が終わると織部は利休に申し出て、その茶入をもらい受けた。

何日かのち、今度は織部から利休に茶会の誘いが来た。
利休が茶室に入ると、織部は例の茶入を使い、しかも疵の部分を客である利休に向け、
茶杓で隠そうともしなかった。

つまり、利休は蓋の疵の風情を面白いと思いつつも卑下して隠したが、織部はその疵をも
客に見て楽しんでもらおうと、あえて見せるように置いたのだ。
「さても良く思いつかれた。古織様ほどの茶人は、またとおられますまい。」
と、利休は弟子の茶人としての境地を認めたという。(松風雑話より)


弟子の「作意」が、師匠を超えた話。これで調子に乗ってわざと疵を作るようになった
・・・ワケではない、と思う。




301 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 12:02:04 ID:yEyGgfZ+
へうげものって面白いよね
織部ってほんとにあんな愉快な人だったのかしら?

303 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 13:20:46 ID:1G+umHwJ
>>300
織部って、わざと壊し割れ目を金で継いだ茶器を楽しんだらしいね。
司馬遼の小説でそのくだりを読んだときは気分が悪くなったよ。

304 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 13:21:50 ID:/iPMQklQ
>>303
それは史実ではなく司馬のキャラクター造詣なので…。

305 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 13:24:31 ID:9a4Gjgkr
金で継ぐかはともかくわざと壊すのはやりそう

306 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 13:36:14 ID:1G+umHwJ
>>304
史実か否かはともかく逸話をベースにしていると思ってた。


310 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 17:25:38 ID:xCDGBFOy
>>305
修復に金を使うってのは通常の技法ですよ

311 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 17:46:03 ID:8XbU+aEs
陶器や漆器なんかだとよくあるわな

312 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 19:37:14 ID:0lglvyK6
>>300
中馬「焼き物の傷が気になるのでしたら某が!(うずうず)」
忠恒「お前は黙ってろ」

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