550 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 08:40:32 ID:IbkFphmB
成瀬正成の父、吉右衛門正一は関ヶ原の戦いの後に伏見城番となり、一線を退いた。
ある日、吉右衛門のもとに正成がやって来て、袋を父の目の前に置いた。
「親父殿も、もうご老年じゃ。これで何か美味いものでも食って、楽しんで下され!」
袋には銀子が二十枚入っていた。
しかし、吉右衛門は
「さてさて、おかげ様でせがれもこんな真似の出来る身分になりましたよ。」
と言って自室に袋を吊るし、
「美食が欲しい時に、この袋を見れば良いわ。この銀子は、また何ぞ入り用の事なども
あるだろうよ。」と、手をつけなかった。
何年か経って、大阪冬の陣が終わってすぐの事、吉右衛門は正成と秀忠の近習である
三男の豊後守正武を呼び、二人の前にそれぞれ袋を置いた。
「この分では、来年また戦があるじゃろ。お前たち二人も出陣となろう、これで良い馬でも
買って励め。」
袋には金子二十枚ずつ入っていたので、息子たちは仰天した。
尾張藩家老の息子より、大名になれなかった親父の方が、有事に備え貯めこんでいた
という古武士の心構えの話。
554 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/08/19(水) 10:32:06 ID:2VJYh/1y
>>550
俺は「心に望み起こらば、困窮したる時を思い出すべし」
の遺訓に従い、生活費月5万くらいしか使わない生活だぞ。
と言いつつ、今から女遊びに行くんだが、これはしんどいシフト勤務の
ストレス解消だから仕方ない。
成瀬正成の父、吉右衛門正一は関ヶ原の戦いの後に伏見城番となり、一線を退いた。
ある日、吉右衛門のもとに正成がやって来て、袋を父の目の前に置いた。
「親父殿も、もうご老年じゃ。これで何か美味いものでも食って、楽しんで下され!」
袋には銀子が二十枚入っていた。
しかし、吉右衛門は
「さてさて、おかげ様でせがれもこんな真似の出来る身分になりましたよ。」
と言って自室に袋を吊るし、
「美食が欲しい時に、この袋を見れば良いわ。この銀子は、また何ぞ入り用の事なども
あるだろうよ。」と、手をつけなかった。
何年か経って、大阪冬の陣が終わってすぐの事、吉右衛門は正成と秀忠の近習である
三男の豊後守正武を呼び、二人の前にそれぞれ袋を置いた。
「この分では、来年また戦があるじゃろ。お前たち二人も出陣となろう、これで良い馬でも
買って励め。」
袋には金子二十枚ずつ入っていたので、息子たちは仰天した。
尾張藩家老の息子より、大名になれなかった親父の方が、有事に備え貯めこんでいた
という古武士の心構えの話。
554 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/08/19(水) 10:32:06 ID:2VJYh/1y
>>550
俺は「心に望み起こらば、困窮したる時を思い出すべし」
の遺訓に従い、生活費月5万くらいしか使わない生活だぞ。
と言いつつ、今から女遊びに行くんだが、これはしんどいシフト勤務の
ストレス解消だから仕方ない。
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コメント
人間七七四年 | URL | -
仕送り使ってくれない親っているよな。
「お前に何かあった時のために」って、
そういう心配かけさせねーために仕送りしてんだろーがww察せwwwみたいな。
( 2009年08月20日 01:09 )
人間七七四年 | URL | -
学生のころは義務みたいに
仕送り使い切ってましたw
( 2009年08月20日 01:29 )
人間七七四年 | URL | -
さすが三河者
( 2013年05月28日 20:03 )
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