fc2ブログ

豊臣秀吉の小田原陣と花房職秀・いい話?

2008年10月16日 13:55

481 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/13(月) 21:12:23 ID:YGtWYBn5
小田原征伐の時の話

石垣山城に愛妾を呼び能や演芸など風流に溺れて、一向に攻城戦を仕掛けない秀吉

秀吉の本陣前を横切った宇喜多家臣花房職秀に、秀吉の護衛が下馬を命じたが
職秀は、「戦陣で女どもをはべらしている大将に、何故俺が下馬せねばならぬのだ!」 と秀吉の護衛を一喝し去った

運悪く門の上から秀吉はそのやり取りの一部始終を見ており
秀吉は怒り狂い、すぐさま宇喜多秀家を呼び出し、助兵衛を縛り首にするよう命じる

宇喜多秀家は、すぐに職秀を追ったが秀吉から気が変わったとの知らせが秀家の元に・・・
「職秀の武功を思い出し、あれほどの豪の者、縛り首では憐れ、武士らしく切腹させよ」との事

秀家は、切腹させる為さらに職秀の後を追ったが、またまた秀吉からの使者が・・・
「考えて見ればこの秀吉に、あそこまで悪態をつけるのは天下広しと言えども、職秀だけであろう。あやつに加増して遣わせ」との命に

その話は小田原の陣中でもちきりになり、秀吉の士を深く愛する気持ちに人々は感嘆し
花房職秀の毒舌が大いに知れ渡ったとさ




482 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/13(月) 21:14:48 ID:/AzWYN/d
秀吉の気分屋の部分がよく出てる話だねえ。

この時期はいろんな大名が書状で、秀吉の「ご機嫌」ばっかり気にしてる。

483 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/13(月) 21:57:37 ID:Jil2Nona
現代も同じだろう
所詮長いものに巻かれて落ちぶれないように接待するのが賢い人間
下手にたてついて仁義だの信念だのぶちまけるやつは不味い飯くうことになる

484 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/13(月) 22:09:19 ID:miu3OgzY
信長とかも色々気難しかったみたいだけど、
秀吉ってやっぱ他と比較しても相当な気分屋の部類なのかね。
大将がこれだと気苦労は耐えないな。

485 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/13(月) 22:16:02 ID:/AzWYN/d
>>484
信長も家康も、そうとう感情的には激しいタイプなんだが、きちんと殿様としての教育を受けているだけあって
気分で物事を処分するってことはほとんど無い。

秀吉は、明らかに気分次第で処分の軽重が変わるのよ。だから秀吉関連の記録にはやたら「殿下ご機嫌」って
言葉が出てくる。これは秀吉の特徴だね。

486 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/13(月) 22:46:41 ID:miu3OgzY
>>485
殿様としての教育かぁ・・・漢の高祖とかもこんな感じだったのかねぇ

487 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/13(月) 23:09:29 ID:knfi/6q3
成り上がり者が馬鹿にされる理由の一つか
スポンサーサイト





コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    483は卑しいを賢いと勘違いしているタイプだな

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://iiwarui.blog90.fc2.com/tb.php/268-adf154b6
この記事へのトラックバック