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堀秀政「この城に不足の物」

2009年08月26日 00:03

堀秀政   
696 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 23:43:08 ID:13FAkmRU
堀秀政が越前を賜り、北の庄の城の改修が終わった頃の事。
秀政は配下の諸侍を大手の橋の前に呼び出し、

「この城にはずいぶん精を出して、必要なものはことごとく準備し、城中に入れるべきものは
全て入れたと思う。
さりながら、ここにいるおぬし達は、異なる国からそれぞれ集まって来た者達である。それぞれの
見聞思案も有るであろう。もし不足の物が有れば、遠慮なく指摘してほしい。」

そのように言った所、末座より一人の侍が進み出て言う事には

「物も人も、確かに足らざるは無いと存じます。もし、この城に足りないものがあるとすれば、
隣の大国を領する方と疎遠にし、使節の往来もしていない、と言うことでしょうか。」

秀政これに

「ああ、前田利家のことか。これはよい諫言を頂いた。
しかし、今は公儀にこれと言った別条がない。このようなときにどれほど疎遠にしていようとも、
利家は何とも思うことは無いだろうさ。

だが、もし公儀に何かしら起こった時には、疑念を起こさせないように速やかに使いを立てて、
『百万石くれれば加賀の先手をしようぞ』
と言ってやろう。そうすれば利家も、わしを信用し百万石をくれて、先手をさせるであろう。
そうなったら天下を利家に持たせて、わしは百万石加増してもらって…、
さて、その後はどうなるか、運次第だな。」

そう言って笑った、と言う事だ。

まあ、ぶっちゃけると、「利家?何かあったら俺に頼るしかないんだから、ほっときゃいーのよ」
と言うことか。

そんな、名人久太郎さんが前田さんをガン無視していたらしい、と言うお話。


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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | 3fIBvpkA

    Q太郎って前田利家が嫌いなんだ!

  2. 人間七七四年 | URL | -

    利家は律義者だから余計な気まで回さなくても分かっているだろう、ってことじゃないのか?
    少なくとも無視とかそういう悪意みたいなものは感じられないな・・・原文知らないからはっきりはしないけど

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