663 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 19:30:25 ID:5YuurYxb
信長、秀吉に仕え、名人久太郎と呼ばれた堀秀政と、その従兄弟で、秀政、および
その子の秀治を良く支え、天下三家老の一人とされた堀直政。
彼らが世に出るまでには、このような事があったそうだ。
ある時織田信長が狩りに出た先で喉の渇きを覚え、近くにあった民家に水を求めた。
その家から出てきた老女は、わざわざ真新しい茶碗に水を満たして信長に差し出した。
この心遣いに信長は感じ入り、「何か望む事は無いか?何であってもかなえて取らすぞ?」
と、声をかけた。
老女はこれに
「この婆には、二人の男子が降りましたが、先ごろ二人とも亡くなってしまいました。
その兄弟それぞれの子供が、今は形見としてここに居ります。
二人とも男子です。願わくば、彼らを召して下されませんでしょうか?」
信長はその願いを聞き入れ、二人の少年に扶持を与えた。
この二人の少年こそ、後の堀秀政、堀直政であった。
さて、このようにして織田家に仕えた秀政、直政であったが、その初陣を前にしてお互いに話し合った。
「おおよそ、小身の者が大身なるためには、自分を補佐する、信頼のおける家臣が必要なのだと思う。
どうだろう?明日の初陣で先に功を上げた方を主人としてこれに仕え、
協力して堀家を再興しようじゃないか?」
二人は功約束し、翌日の合戦、秀政が高名を立て、信長から直々に、お褒めの声をかけられた。
この時秀政は前日の、二人の約束のことを信長に語った。これには信長、実に感心し
「お前達はまだ若年だと言うのに、その心がけは実に殊勝である。」
と、直政が秀政の臣となることを許したそうである。
そんな、堀家創生の頃のお話。
664 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 19:44:34 ID:1wQiFs33
ああ……なんてピュアな、初陣のいい話
666 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 20:23:05 ID:qEi+G157
堀さんのお二人若き日から只者じゃなさ過ぎるな…
667 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 20:43:48 ID:DbEQ5oMp
>>663
堀直政の父、堀秀重は関が原後も生きているのに…
668 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 21:16:52 ID:5YuurYxb
>>667
そこはまあ、逸話ですのでどうか。もしくは信長の同情を買うばあさんの巧みな策略。
669 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 21:52:18 ID:9xS4Yoyk
ばあさんとしては孫の売込みに成功
孫としては立身出世の機会ゲット
信長としては有能な臣下ゲット
誰も損してないしな。
死んだことにされた親を除いて…w
670 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 21:57:08 ID:F2kYX7cw
ほ、ほら現代だって親戚殺して忌引取るリーマンとかあるじゃんw
671 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 22:03:12 ID:JIoRIkMC
>>668のレスで
いいおばあさんのイメージが強欲ばあさんのイメージになってしまったよw
672 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/09/21(月) 22:16:34 ID:AA8Nh8ei
>>670
8月と12月に急に増えるんだよなw
673 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 22:27:47 ID:DbEQ5oMp
うげ、ミスった。堀秀重は堀秀政の父。堀直正の父は奥田直純。
>>668
ばあさんの策略のほうがいいですねいw
信長、秀吉に仕え、名人久太郎と呼ばれた堀秀政と、その従兄弟で、秀政、および
その子の秀治を良く支え、天下三家老の一人とされた堀直政。
彼らが世に出るまでには、このような事があったそうだ。
ある時織田信長が狩りに出た先で喉の渇きを覚え、近くにあった民家に水を求めた。
その家から出てきた老女は、わざわざ真新しい茶碗に水を満たして信長に差し出した。
この心遣いに信長は感じ入り、「何か望む事は無いか?何であってもかなえて取らすぞ?」
と、声をかけた。
老女はこれに
「この婆には、二人の男子が降りましたが、先ごろ二人とも亡くなってしまいました。
その兄弟それぞれの子供が、今は形見としてここに居ります。
二人とも男子です。願わくば、彼らを召して下されませんでしょうか?」
信長はその願いを聞き入れ、二人の少年に扶持を与えた。
この二人の少年こそ、後の堀秀政、堀直政であった。
さて、このようにして織田家に仕えた秀政、直政であったが、その初陣を前にしてお互いに話し合った。
「おおよそ、小身の者が大身なるためには、自分を補佐する、信頼のおける家臣が必要なのだと思う。
どうだろう?明日の初陣で先に功を上げた方を主人としてこれに仕え、
協力して堀家を再興しようじゃないか?」
二人は功約束し、翌日の合戦、秀政が高名を立て、信長から直々に、お褒めの声をかけられた。
この時秀政は前日の、二人の約束のことを信長に語った。これには信長、実に感心し
「お前達はまだ若年だと言うのに、その心がけは実に殊勝である。」
と、直政が秀政の臣となることを許したそうである。
そんな、堀家創生の頃のお話。
664 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 19:44:34 ID:1wQiFs33
ああ……なんてピュアな、初陣のいい話
666 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 20:23:05 ID:qEi+G157
堀さんのお二人若き日から只者じゃなさ過ぎるな…
667 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 20:43:48 ID:DbEQ5oMp
>>663
堀直政の父、堀秀重は関が原後も生きているのに…
668 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 21:16:52 ID:5YuurYxb
>>667
そこはまあ、逸話ですのでどうか。もしくは信長の同情を買うばあさんの巧みな策略。
669 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 21:52:18 ID:9xS4Yoyk
ばあさんとしては孫の売込みに成功
孫としては立身出世の機会ゲット
信長としては有能な臣下ゲット
誰も損してないしな。
死んだことにされた親を除いて…w
670 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 21:57:08 ID:F2kYX7cw
ほ、ほら現代だって親戚殺して忌引取るリーマンとかあるじゃんw
671 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 22:03:12 ID:JIoRIkMC
>>668のレスで
いいおばあさんのイメージが強欲ばあさんのイメージになってしまったよw
672 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/09/21(月) 22:16:34 ID:AA8Nh8ei
>>670
8月と12月に急に増えるんだよなw
673 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 22:27:47 ID:DbEQ5oMp
うげ、ミスった。堀秀重は堀秀政の父。堀直正の父は奥田直純。
>>668
ばあさんの策略のほうがいいですねいw
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コメント
人間七七四年 | URL | uliAn.HA
正直、本当の話とは思いにくいです。
( 2011年07月13日 20:19 [Edit] )
人間七七四年 | URL | -
※1
逸話だと思って読めよks
( 2012年02月24日 21:19 )
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