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ジャンジャン火の怪

2009年10月04日 00:09

53 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/02(金) 22:09:36 ID:JAxanAu3
ジャンジャン火の怪
天文14年、龍王山にある十市遠忠の十市城は、
まだ三好に大人しく仕えていた松永久秀の激しい攻撃を受けて炎上し落城した
この時遠忠は松永の陣を睨みながら憤死し、大勢の兵士達がそれに殉じたという

そんな龍王山の十市城には、十市遠忠の魂が火の玉になって現れるという伝説がある
この火の玉は雨の降りそうな夏の夜などにジャンジャンという音をたてて現れ、
姿を見たものを焼き殺してしまうらしい
例え逃げおせても、家に帰ってから熱が出て死んでしまうという

ある時このジャンジャン火の噂を聞いた武士が妖怪を退治してやろうと山へ行き、
飛んできた火の玉に切りつけたが、火の玉はそのまま武士の兜に食らいつき
武士は頭が火達磨になって死んでしまったという

またべつの話では相撲取りが退治をしようと龍王山に向かったが、戻ってこず
翌日村人が様子を見に行くと体を蜘蛛の糸のようなものに巻かれて死んでいたという話がある

またこの地域の近くにある田井庄町というところには
首切り地蔵という首と胴体が離れた地蔵があるが、
これはジャンジャン火に焼かれた侍が無我夢中で刀を振り回した際に
誤って地蔵の首を切り落としてしまったのだそうな

ちなみにこのジャンジャン火のジャンジャンという音なのだが
この火に近づいてよく聞いてみると大勢の人間の「残念……残念……」という呟きに聞こえるという




54 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/10/02(金) 22:18:52 ID:Wxp3uwQU
おお・・ぞくっときた


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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | Pnsj6K02

    雨の降りそうな夏の夜にジャンジャン音をたてている怪しい火
    っていう絵面想像するとそれだけで迫力あるなあ

    十市遠忠といったら結構な文化人なんだが、死後はそんな伝説残してるんだ
    ただ相手があのリアリスト松永弾正じゃ、化けて出ても意味がなさそうだが

  2. 人間七七四年 | URL | -

    松永「プラズマの仕業ですな」

  3. 人間七七四年 | URL | mQop/nM.

    ウチの田舎では城跡に出る怪火を
    シャンシャン火と呼んでいた。

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