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藤代御前と津軽為信

2009年11月17日 00:05

222 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/16(月) 20:38:23 ID:ECSLbcPS
津軽家の弘前城からほど近い所に藤代という村があり、
そこの大きな館の女主人を人は藤代御前と呼んでいた。
藤代御前は名高きヴィジンとして、近隣の地に広く知られていたという。
津軽為信も、かほどの美人ならば是非とも側に置いておきたいと思い、

為信「側室として来て頂けませんか?」

彼女を側室に誘った。

御前「津軽様ならお断りします」
為信「え?」

そして、拒絶された。
実は藤代御前、夫を津軽為信に殺された美貌の未亡人である。断わって当然の立場だった。
だが為信にとっては所詮は過去の思い出である。為信はくじけず、二度目のプロポーズへと移る。
為信が用意したのは、具足を身に纏った足軽達だった。皆、手に得物を持ち、館を攻囲している。
どうやら為信、実力行使に出たらしい。
それに対し体を狙われている藤代御前はというと、妹と家来達と共に武器を手に館に篭もった。
藤代御前はその美貌もさることながら、武勇にも優れていたと伝えられている。
だがいくら武勇に優れていたといえど、限界がある。家来達も多くが戦場に倒れ、
いよいよ藤代の館が津軽の手により陥落しようとしたその時、

御前「津軽の女になるくらいなら、戦って死んでやりましょう!」

藤代御前は門を八の字に開放し、僅かな手勢を連れて打って出て、
死力の限りを尽くして暴れまわった後、討ち死にを遂げた。

223 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/16(月) 20:40:02 ID:ECSLbcPS
藤代御前が死んだ後、津軽為信は後悔するどころか不安な日々を過ごしていた。
実は藤代御前、死に際に

御前「津軽為信ゥ、この恨みは忘れんぞ! 貴様だけではなく、末代にいたるまで
   津軽を祟りまくってやるゥ!」

と言い放ったのだ。
南部から独立して大名にまでなったのに、祟りで御家を滅ぼされてはたまったものではない。
しかも、運よく為信の代の呪いを乗り切ったとしても、末代まで祟ると藤代御前は公言仰せであった。
どうにかして防ぐ術はないものか――――と悩みに悩んで、時は慶長十二年まで流れゆく。
京に居た為信も、もう死期が近い。これは流石に御前の呪いではないだろう。

為信「わしが死ねば、恐らく津軽家は藤代御前に祟られようぞ。
    だが、わしもただでは死なん。逆に、わしが奴を祟ってくれよう」

晩年の為信、実にいい事を閃いたものだ。
藤代御前の墓は、岩木川に面する土地にある。為信は、その御前の墓の上に
自分の墓を造れと左右に命じた。

為信「わしが、死してなお藤代御前を上から押さえつけてやろうと言うのよ」

こうして為信は、念願の藤代御前と永久に眠る事――――ではなく、無事に
津軽家を祟りから救う事ができたという。




224 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/16(月) 20:48:38 ID:ZVhtJVcX
為信の奥さんは家臣を幼い頃から息子の様に育てたりした立派な人だったというのに…

225 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/16(月) 21:50:09 ID:D3jPilHF
為信さん気持ち悪いです><

226 名前:sage[] 投稿日:2009/11/16(月) 22:00:40 ID:pheHiaw4
なんて最低な…

227 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/16(月) 22:02:31 ID:pheHiaw4
なんて間抜けな…

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